子どもが大きくなるにつれ、引っ越しを考えるかたは多くいます。
広いスペースで自由に遊ばせてあげたいなどの気持ちから、子どもの成長に合わせてマイホームを購入するケースも多くあります。
今回は、子どもがいる家庭が引っ越しするのに良い時期を紹介します。
子供がいる家庭が引っ越しするのに良い時期、年齢
子どもがいる家庭の引っ越しは、時期を考えてしまいます。
しかし、転勤などの都合で引っ越しを迫られることもないとは言えません。
急な引っ越しの場合は別ですが、ある程度引っ越しをする時には計画を立てる必要があります。
特にマイホームを建てる時には資金が必要になるため夫婦で話し合い、最適な時期を決めましょう。
引っ越しするのに良い時期
子どもがいる家庭の引っ越しの良い時期は、子どもが入園する前です。
入園後に引っ越すことになった場合、幼稚園や保育園は転園になります。
転園する際は、幼稚園の備品や制服が必要になるため、費用がまたかかります。
入園費用は幼稚園によって様々ですが、およそ10万~20万かかるため、相当な出費になります。
また、幼稚園を探すにも地域によってはなかなか見つからない場合があります。
役場に相談しても空きがほとんどなく、選ぶ余裕がないことも多いです。
保育園も同じく途中から入園する場合は難しく、待機になる可能性があります。
引っ越しが子供に与える影響とストレス
引っ越しをすると環境が大きく変わるため、子どもが知らず知らずのうちにストレスを感じている場合があります。
親にとっては新しいきれいな環境でも子どもはすぐに慣れることができず環境の変化に疲れを感じています。
このような子どもの疲れやストレスに、親が早めに気が付くとケアがしやすいです。
子どものストレスはよく体に現れますが、体調不良や夜泣きをすることがよくあります。
何となく元気がない時や夜泣きが続く時は親もゆっくりと子どもに寄り添ってあげましょう。
引っ越しが終わってゆっくりしたいのは山々ですが、引っ越しの前後忙しくしていたため子どももたくさん我慢をして過ごしています。
きちんと子どもの顔を見て、我慢してもらったことへの感謝を伝えましょう。
小さくても両親の言葉を子どもはきちんと理解しています。
また、子どもの話をよく聞いてあげましょう。
何かをやりながら聞くのではなく、きちんと顔を見てうなづきながら話をきいてあげることは子どもの欲求を満たします。
子どもがもっと話をしたくなるように、「それでどうしたの?」「そうなんだ。」など、親のリアクションが大切です。
引っ越しによって環境の変化から親も疲れが出ますが、生活リズムを整えていくこともとても大切なことです。
引っ越しの前後は忙しいため就寝が遅くなってしまったり、朝起きるのが辛くて起床が遅れるなど生活リズムを崩しがちです。
しかし子どもにとって生活リズムを崩すことは体の不調の原因になる可能性があります。
できるだけ早く今までの生活リズムを取り戻し、親子共々元気な毎日を送ることができるように時間を守りましょう。
子どもによっては新しい場所に慣れるまでに時間がかかる子もいます。
小さいうちはそれほど気にすることはありませんが、小学生や中学年くらいになると友達ができ、転校も難しくなるため、家族でよく話し合いましょう。
まとめ
子どもがいる家庭が引っ越しするのに良い時期について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 入園前に引っ越しをする場合は、費用がかからなくて済むことが多い
- 子どもは環境の変化でストレスを溜めてしまう場合もある
- ストレスを軽減するには、子どもの話をよく聞いてあげる
また、小学生以上の子どもがいる家庭は、引っ越しをするのに家探しに苦労するケースがあります。
近場の引っ越しでも転校を避ける場合、学区内で家を探す必要があるため、条件は厳しくなります。
公立小学校の学区外登校は、校長先生との面談や書類の提出などがあり、どこからでも通うことはできません。
今までと同じ学校に通わせたい場合は、学区を確認して家探しをしましょう。