引っ越しは家の中の物を運び出す準備と同時に、電気、ガス、水道等の公共料金の手続きが必要です。
手続きが遅れると、引っ越しがスムーズにできないこともあります。
今回は引越しをする時に必要となる電気の手続き（新規、切り替え）について紹介します。
段取りよく引っ越しをするために、参考にしてみてください。
引越しをする時に必要となる電気の手続き（新規、切り替え）
現在どこの電力会社とも契約がない新規契約の場合は、直接電話で申し込みをします。
ただし、新規契約を受け付けていない電力会社もあるため、受付可能か尋ねてみてください。
新規契約が可能な場合、新電力会社に供給地点特定番号を調べてもらい、契約手続きをしてください。
現在の電力会社から切り替える場合は、現在使っている電気を新居でも使えるようにするための手続きが必要です。
手続きは引っ越し2週間前位から始めます。
インターネットか電話、電気使用開始手続書の郵送で手続きができます。
転居先で使う電気の電力会社のプランは、Webサイトを活用すると決めやすいです。
Webサイトを見ながら新居で使う電力会社を決め、細かい点については電話で話をしながら進めることがおすすめです。
電話では、営業時間を確認する必要がありますが、オペレーターと確認しながら手続きが可能です。
この時に、現在使用している電力会社のお客様番号と供給地点特定番号が必要なので、請求書等の用紙を手元に用意しておきましょう。
また、新居でいつから電気が使えるのか、今現在使っている電気の契約についての対応も聞いておくとスムーズです。
新規・切り替えの契約が完了次第、現在契約している電力会社に解約の申し込みをしましょう。
解約の申し込みをすると、最後の検針日から引っ越し当日までの使用量をみて日割り計算で料金が算出されます。
しかし、インターネットからの申し込みでは、使用停止日が申し込み当日から2営業日以降～30営業日未満と決まっています。
急に止めることができないため、余裕をもって手続きしましょう。
また料金の支払い方法は電力会社が変わると使用できない場合があるため、確認が必要です。
引っ越し当日の際には、全ての作業が終わり次第ブレーカーを下げて退居しましょう。
転居先では、アンペアブレーカーのスイッチを入れ、漏電遮断器、配線用遮断器のスイッチを入れると使用できます。
利用方法は転居先が賃貸物件、購入物件によってもそれぞれ違いますので事前に確認しましょう。
尚、電気使用開始手続書を転居先から郵送して契約することも可能です。
新居でいつから電気を使用したのか、明記して郵送する必要があります。速やかに提出するようにこころがけましょう。
引越しのタイミングで電気代を安くする方法
電力の自由化に伴って、スマートメーターが普及しています。
スマートメーターとは、電力使用量をデジタルで計測する電力メーターのことです。
オール電化の家の場合、家電と連動し、コスト削減をすることができます。
引っ越しのタイミングで電気代をもう一度検討すると安くなる可能性があります。
各電力会社のWebサイトを見ると料金の比較表や分かりやすい事例をとりあげているため、参考にしましょう。
電力会社によって、様々なメリットがあります。
料金体系がシンプルでわかりやすい。
電気をたくさん使う家庭用のプランがある。
ガス会社、携帯電話が割安に提供できるプランがある。
共通のポイントが溜まるプランがある。
その他のサービスとセットで割安になる。
例えば、現在東京電力に契約中の家族4人で30Aのご家庭の場合、みらいふ電気Bに切り替えると年間の節約料金は19,346円、HTBエナジーは19,288円、ENEOS電気だと16,905円です。
簡単なフォームに現在の状況を入力するだけでこのような予測できる節約料金が算出されるのでとても便利です。
電力会社によって、プランやサービスは様々です。生活に合わせて選択しましょう。
まとめ
引越しをする時に必要となる電気の手続き（新規、切り替え）について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 手続きの目安は2週間前に連絡する
- 新規契約は電力会社によってできないこともあるので確認する
- 電気料金を安くするには、電力会社の様々なプランを検討する
手続きはリストに書くことが忘れない秘訣です。やることがたくさんあるため、リストにして確認しながら手続きをしていくと安心です。
また、引っ越しを機に電気料金を見直すことも大事なことです。
Webサイトから簡単に手続きできるようになっているため、ぜひ利用しましょう。
