引っ越し時のエアコンの取り外し、取り付けるケースはよくあります。
エアコンは取り外しや取り付け、また廃棄処分をするにも簡単にできないため、困ってしまうことも多くあります。
今回は引越し時のエアコン取り外し、取り付けの手順と費用を紹介します。
引越し時のエアコン取り外し、取り付けの手順
引っ越し時のエアコン取り外し、取り付けの依頼をするには2種類あります。
引っ越し業者に依頼するか、電気工事専門の業者に依頼するという2種類です。
引っ越し業者に依頼する場合は、料金の見積もり後にエアコンの移動と取り付ける場合は取り付けを依頼します。
通常引っ越し業者に依頼した場合、エアコンも他の荷物と一緒に引っ越し業者が運ぶため、時間のロスが少なくてすみます。
電気工事専門の業者に依頼した場合、近距離の引っ越しの時は引っ越し当日ではなく他の日を選んで依頼することができ、新居への運搬も依頼できます。
また遠距離の場合は電気工事専門の業者が取り外し、運搬と取り付けを引っ越し業者に依頼しなくてはならず、遠距離の場合は一括して依頼ができません。
エアコンの取り外しは、配管の取り外しの際にガスが漏れないように室外機にガスを集めてから栓をします。
次に室内機を取り外してから室外機を取り外します。
最後にガスの吹き出しに気を付けながら配管を取り外し、配管の穴をパテで埋めて完了します。
エアコンの取り付けは、配管用の穴が空いていることを確認し、空いていなければ穴を空けます。
室内機の取り付ける場所を決めて背面版を設置し、室内機を取り付けます。
配管の取り付けに際して配管の長さの確認とテープを巻く作業があります。
室外機の設置はプラロックを取り付け地面やコンクリートに置きます。
接続部を配管に繋ぎ「真空引き」という作業をします。
最後に電線、配線を確認して終了です。
引越し時のエアコン取り外し、取り付けを業者に依頼する場合の費用とおすすめ
エアコンの取り外し、取り付けを業者に依頼する場合の費用は電話やWebサイトで見積もりを取ってください。
また、様々なケースで追加料金がかかることがあります。
追加料金になる可能性があるケース
コンクリートの壁
配線用の穴がない
化粧カバー
室外機と室内機の階数が異なる
エレベーターの有無
高層性と気密性
エアコン専用のコンセントの有無
以上の項目を新居であらかじめ調べておくと便利です。
見積もりを出してもらう際に伝えるとわかりやすいでしょう。
また、新居が分譲ではなく賃貸物件の場合はエアコンの取り付けが可能かどうか、不動産会社や大家さんに確認しておくことです。
部屋によってはできない場合も想定されますので、尋ねてみてください。
料金は引っ越し業者によって様々で、取り外しと取り付けセットで約13,000円~27,000円と幅が大きくあります。
追加料金のある場合も多いため、電話で問い合わせをして見積もりを出してもらうようにしてください。
また、エアコンの取り付け、取り外しの工事業者を一括で比較して料金を出すことができるWebサイトがあります。
全国に対応しており、無料見積もりと申し込みができ、エアコンのクリーニングも受け付けています。
工事と一緒にクリーニングを申し込むと料金が安くなるため、ぜひ利用してください。
また、夏や冬の様なエアコンをすぐに使用したい場合は業者に確認してできるだけすぐに使うことができるように手配することも大切です。
まとめ
引越し時のエアコン取り外し、取り付けの手順と費用について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 遠方に引っ越しする場合、引っ越し業者に依頼するとスムーズにできる
- 設置する条件によっては、追加料金がかかる場合がある
- Webサイトで工事業者の見積もり、申し込みができる
エアコン取り外し、取り付けは素人が見るだけでは予測できない部分があります。
当日トラブルにならないようにするためには、不動産屋を通してお互い確認することです。
また、料金の目安を知るためにはWebサイトを利用し、様々なケースを想定して依頼するようにしましょう。