引っ越しがテーマの絵本には子どもにとって出会いと別れがわかりやすく書かれてあります。
引っ越しには寂しいイメージがありますが、決してそれだけではなく、引っ越しは心の成長にもなるため、辛いことばかりではありません。
今回は、引っ越しがテーマの絵本と子どもへのプレゼントを紹介します。
引っ越しがテーマの絵本と子供へのプレゼント
引っ越しをテーマにした絵本は意外と多くあります。
引っ越しをテーマにした作品は、主に出会いと別れを様々な場面で表現しているものが多く、子どもにもわかりやすく書かれています。
とんことり
大人は知らない土地へ行くと誰とでも仲良くすることができずにいますが、子どもは数秒でも友達を作ることができ、「とんことり」は引っ越し先での出来事を物語にしたものです。
ともだちがほしいの
引っ越しで周りが何もかも新しくなった主人公の女の子は、友達に馴染むことができず幼稚園に行く気が進みませんでした。
しかし夏休み明けには一緒に遊ぼうと言えるように変わり、大人が信じて待つことの大切さを教えてくれています。
転勤などで子どもが引っ越しをする場合、幼いころはそれほど引っ越しを嫌がらずにいた子も、大きくなるにつれて転校が憂うつになっていきます。
転校は子どもにとって嫌なことばかりではなく、大人になった時にありがたいと思えることも多くあります。
しかし大人はできるだけ子どもに嫌な思いをさせないように、環境を整えることに必死になりがちです。
大人になっていくに従って辛いことや悲しいこと、理不尽なことや頑張らなくてはならないことが目の前に立ちふさがります。
そんな子どもを見ても、大人は子どもがある程度大きくなった時には何か手を貸すことはできません。
自分で解決していくことが求められます。
引っ越しはある意味、その練習と言っても過言ではありません。
引っ越しをテーマに書かれた絵本の内容の多くは、辛いことや悲しいことの乗り越え方が書かれてあります。
出会いや別れから子どもが経験することは、将来きっと何かに生かせることが多いため、ぜひ子どもへの読み聞かせをおすすめします。
まとめ
引っ越しがテーマの絵本と子どもへのプレゼントについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 引っ越しがテーマの絵本は、出会いや別れの出来事が子ども目線で書かれている
- 引っ越しを何度も経験することは、マイナスだけではなく、大人になった時に良い経験になる
- 引っ越しをテーマに書かれている本は、引っ越しを通じて子どもが様々なことを乗り越えていく様子が描かれている
引っ越しをテーマに書かれている本は多くあります。
子どもに読み聞かせる中で、大人が学ぶことがたくさんあるため、小さい子どもへの読み聞かせで親子が同じ時間を過ごすことが大切です。