引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点

引っ越しの際には様々な手続きがありますが、中でもインターネット回線の手続きはややこしく時間がかかります。

特にマンションと一戸建て等の家の形態が変わる場合は、契約の内容も変わります。
 
今回は引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点を紹介します。
 

引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点

引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点
 
引っ越し先が決まったらインターネットの手続きを早めに行いましょう。

手続きの開始は、引っ越しの1か月前が目安です。
 
仲介の不動産会社や管理会社に確認をし、今利用しているインターネットをそのまま使うことができるのか、または物件によってはプロバイダーの指定があるなど利用の条件が様々なため、手続きの方法も異なります。
 
また、継続せずに新しいプロバイダーに乗り換える場合は新規の申し込みをすることになります。


インターネット回線・プロバイダーを継続して利用する場合

契約を継続するには契約している会社に早めに連絡を入れて移転手続きを行います。

現在の契約内容が記載された書類を用意しておきましょう。

各プロバイダーによって多少の違いはありますが、移転手続きの際には次の情報が必要になります。

各プロバイダーのID
移転元の回線設置場所
契約者氏名(本人の場合)
移転先の回線住所と建物種別
連絡先電話番号

工事費用は無料の場合もありますが、5,000円~10,000円ほどかかる場合があります。
 

インターネット回線・プロバイダーを新規で契約する場合

インターネット回線・プロバイダーを乗り換えて、新規で契約する場合は回線業者とプロバイダーそれぞれの手続きが必要になります。

ただし、セット売りプランの場合は一社の契約だけで済みます。
 
契約の手続きは引っ越し日が決まり次第すぐに始めましょう。

あらかじめ新しいプロバイダーを決めておき、回線業者にプロバイダーが変わることを連絡しましょう。

また電話だけではなく、回線業者のWebサイトからも申し込みができます。

Webサイトのフォームに工事の希望日や個人情報を入力します。

申し込みが終わると確認のメールが届き、回線の手続きは完了です。

プロバイダー契約の手続き方法は、新しいプロバイダーにWebサイトから申し込みをするだけで契約することができます。

インターネット接続の際に必要なIDとパスワードがメールで届きます。

回線の準備が出来ている場合は3日~1週間で繋がります。
  

新居にネット回線がそのまま使えないケースと対処方法

引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点

引っ越し先では、現在利用しているネット回線がそのまま使えないケースがあります。
 
例えば、マンションから戸建てへ行く場合や、すでに回線が引かれているマンションへ行く場合、ポケットWi-Fiの提供エリア外など原因は様々です。

早めに対処するには、引っ越しが決まった段階での確認が大切です。

もし今利用しているネット回線を引っ越し先で維持できない場合は、一度利用しているサービスを解約し、新たに契約をしましょう。
 

インターネット回線・プロバイダーの解約方法と注意点

直接プロバイダー会社に連絡をして解約の手続きをします。

解約の手続きに必要なものは、自分の契約IDやユーザーIDです。

利用者をすぐに特定できる情報を準備しておくと手続きがスムーズです。

なお、契約期間内の解約の場合は違約金や工事費用の残金の支払いを請求されることがあります。

また、レンタル機器の返却や原状回復のための工事も必要になる可能性があります。

工事にはある程度の時間や日程の調整も必要なため、早めに連絡をしましょう。
 
プロバイダー専用のメールアドレスや、ホームページも削除されます。新しいアドレスの取得や設定の変更が必要です。


Wi-Fiの引っ越し手続き方法

引っ越し先がエリア外で利用できない場合は、引っ越し先の地域に対応している他のポケットWi-Fi会社を利用するか、有線のインターネット回線・プロバイダーの契約を検討しましょう。

現在契約している会社に連絡をして解約手続きを行います。

ポケットWi-Fiが手元にある状態で連絡すると、手続きがスムーズです。

また、ポケットWi-Fiも契約期間が決まっており、途中解約の際には違約金が発生することが多いです。

違約金がかからずに解約ができる期間が設定されていることもあります。

契約期間が残りわずかな場合は、無料で解約ができる期間まで維持することで、支払い金額が抑えられることがあります。

解約の手続きを始める前に、契約内容の再確認をおすすめします。
 

まとめ

引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点

引っ越し時のネット回線の手続き方法と注意点について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 引っ越し1か月前にはインターネット回線とプロバイダーの手続きを始める
  • 回線会社のエリアや建物の条件により、契約が継続できない場合がある
  • プロバイダーを解約すると違約金が発生したり、原状回復のための工事をする場合がある

どのようなケースの場合も、インターネット関係の手続きには時間が必要です。

工事の日程等は順番で予約を取るため、すぐには予約できません。

引っ越し先でなるべく早く通常の生活が出来るようにするためにも早めの連絡と手続きを行う様にしましょう。