引っ越し祝いをあげるタイミングとお祝いの贈り物の定番とおすすめ

一言に引っ越し祝いと言っても贈る相手によって様々です。

新築へ引っ越す場合と賃貸物件や中古の家への引っ越しでも違いがあります。

今回は引っ越し祝いをあげるタイミングとお祝いの贈り物の定番とおすすめのアイテムについて紹介します。


引っ越し祝いの基本とあげる人、タイミング

引っ越し祝いをあげるタイミングとお祝いの贈り物の定番とおすすめ

一般的に引っ越し祝いは、新しく家を建てて引っ越した場合のお祝いを「新築祝い」と言い、中古の家や賃貸物件の引っ越し祝いを「新居祝い」と言います。

また、会社の転勤などで引っ越しする場合や間柄にこだわらない場合は「餞別」として贈ります。

引っ越し祝いをどこまでの人に贈ってよいのか迷ってしまうという人もいますが、一般的には親しい間柄やお世話になった方に贈ります。

例えば、兄弟、親戚、孫、友人、また会社の上司や同僚が対象と考えましょう。

渡すタイミングは、新居に招かれた際に渡すのが一番です。

新居に伺わない場合は、引っ越し後半月から1か月くらいの間を目安に贈るようにしましょう。

また、引っ越ししてすぐに渡してしまうと、まだ引っ越しの荷物が片付いていない、手続きなどで忙しいなど、相手にとって迷惑になります。

引っ越しがひと段落して片付き、家の中が少し落ち着いてからなるべく早めに贈るように気遣うことが大切です。


引っ越し祝いの贈り物の定番とおすすめ

引っ越し祝いをあげるタイミングとお祝いの贈り物の定番とおすすめ

引っ越し祝いの贈り物はお付き合いの程度や間柄、住む地域によって様々です。

贈り物の金額の目安は、新築祝いで兄弟姉妹は1万円~3万円、親戚は3万円~5万円、友人や会社関係は5千円~1万円、ご近所の方のような間柄だと3千円~1万円位が相場です。

また、後からでも名前がわかるようにのしを付けて贈ると良いです。

のしの種類は何度あっても良いという意味で「蝶結び」にしましょう。表書きには「御新築祝」「御新居祝」「餞別」と入れるようにします。

さらに、「火」を使うものや連想させる赤いものは引っ越しの贈り物としてはタブーとされています。

また上司や目上の方への引っ越し祝いには「踏む」ということを連想させるスリッパやマットは避けるようにしましょう。

一般的に現金やギフト券を贈る人が多く、近年ではおしゃれなカタログギフトも人気があります。

引っ越ししてすぐは特にキッチン周りが整っていないためか、調味料や簡単に食べられる食品類も重宝し人気があります。

またその場で食べられるスイーツなども忙しさを気遣う贈り物として喜ばれます。

さらに、キッチン用品も人気があります。

日々使うもののため、同じものがあるか、こだわりがあるかなど、事前に相手の方に聞いておくとより喜ばれます。

食器や家具類、観葉植物などは趣味や嗜好が合わないと迷惑な場合があります。

友人や仲の良い同僚にはあらかじめ聞いて購入し、目上の方や上司、お世話になった人の引っ越し祝いには趣味嗜好に関するものは避けたほうが無難です。

普段自分では買わないような少し高価な贈り物を選ぶこともおすすめです。

数人の仲間と連名で贈ると、負担も少なく相手にも喜んでもらえます。


まとめ

引っ越し祝いをあげるタイミングとお祝いの贈り物の定番とおすすめ

引っ越し祝いをあげるタイミングとお祝いの贈り物の定番とおすすめについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 引っ越し祝いをあげる人は一般的に兄弟、親戚、孫、友人、また会社の上司や同僚
  • 引っ越し祝いは引っ越しが落ち着いて半月から1か月の間に贈る
  • 引っ越し祝いの内容は、趣味や嗜好に左右されないものを選ぶ

引っ越し祝いの贈り物は何よりも心遣いが大切です。

相手のかたの幸せと繁栄を願った贈り物をするためにも、趣味や嗜好に左右されないものを選びましょう。

相手の希望をあらかじめ聞いてしまうことも、喜んでもらえる方法です。

また、渡すタイミングについても注意しておくことが大切です。

心遣いを大事にして、普段からお世話になっている感謝の気持ちで贈り物をしましょう。