当日の引っ越しにかかる時間と料金が安くなる時間帯

引っ越しはやることがたくさんあるため、常に時間が気になります。

引っ越し当日もどれくらいの時間で終わるのか、気になるところです。

今回は、当日の引っ越しにかかる時間と料金が安くなる時間帯を紹介します。


当日の引っ越しにかかる時間の目安

当日の引っ越しにかかる時間と料金が安くなる時間帯

引っ越しの当日、荷物の搬入と搬出、設置までどれくらい時間がかかるのか知りたいかたは多くいます。

どれくらい時間がかかるのかがわからないとその後の予定が立てづらく、近所の挨拶に何時ごろに伺えばよいのか迷ってしまいます。

また、知り合いや友人がお祝いを持って新居を訪ねてくれる場合、時間がわからないと待たせてしまったりすることにもなります。

忙しい時こそ、時間を有効に使いたいと思うかたは多くいます。
 
引っ越し当日の主な作業

現地からの荷物の搬出(約50分~1時間)

荷物の運搬(引っ越し距離による)

新居への荷物の搬入(50分~1時間)
 
現地から荷物を搬出するには、養生(床や壁の傷防止)や荷物の運び出しや積み込み、荷物の忘れ物がないか確認するという作業があります。

養生は荷物の搬出の際に壁や床が傷つかないようにシート等でカバーします。

カバーする面積にもよりますが、約10分程度かかります。
 
荷物の運び出しと積み込みは約40分程度かかります。

梱包をお願いする場合は1時間は多めにみておく必要があります。

最後の忘れ物の確認はとても大切です。

これは業者と自分も立ち会って行い、忘れ物の確認には5分ほどかかるでしょう。
 
運搬には当日の道路状況が関わるため、多めに考えておく必要があります。

当日のスケジュールも余裕を持って立てるようにしましょう。
 
引っ越し先での搬入には、引っ越し先の養生、荷物の運び入れ、家具の組み立てや設置があります。

これも引っ越し元と同様で養生には10分ほどかかります。

荷物の運び入れの作業は運び出しと同じく40分程かかります。

荷解きや設置を依頼している場合は1時間多めにみておきましょう。
 
引っ越し当日の作業時間のトータルは2時間から3時間かかると見込んでおくと良いです。

また、週末や連休中の引っ越しは道路状況が変動するため、引っ越し前日までにできるだけ完璧に準備しておくことをおすすめします。


引っ越し料金が安くなる引っ越しの時間帯

当日の引っ越しにかかる時間と料金が安くなる時間帯

引っ越し料金は依頼が集中する時間帯は料金が高く、依頼の少ない時間帯は料金が安く設定されています。

最も依頼が多い時間帯は午前中で、引っ越しの約7割が午前中です。

また、午後12時から15時の時間帯が約2割、15時以降が1割程です。

午前中に依頼しなければその日のうちに終わらないという理由で午前中は最も多く、夕方になるほど少なくなります。
 
時間に縛りがなく、余裕のあるスケジュールのかたは夕方の午後便、または夕方に依頼するだけでも随分料金を下げることができます
 
また、午後便や夕方の引っ越しよりもさらに料金を下げる可能性があるのが、フリー便です。

引っ越し業者に時間指定をせず、引っ越し業者の都合に合わせて来てもらう方法です。
 
普通引っ越し業者は引っ越しの依頼があると、その引っ越しに合わせて人員とトラックを確保します。

しかしフリー便の場合はすでに確保されている人とトラックで作業をするため、その分の手間が省けます。
 
ただし、フリー便にはデメリットがあり、忙しい繁忙期は作業時間が早朝や夜になってしまうことが多くみられます。

また、引っ越しの作業開始時刻は引っ越し当日の連絡になる場合が多く、引っ越し当日は早朝からまる一日予定を空けておく必要があります。
 
引っ越し料金の時間帯別相場 (単身)

午前 約70,000円

午後12時~15時 約65,000円

夕方 約68,000円
 
引っ越し料金の時間帯別相場 (家族)

午前 約120,000円

午後12時~15時 約90,000円

夕方 90,000円


まとめ

当日の引っ越しにかかる時間と料金が安くなる時間帯

当日の引っ越しにかかる時間と料金が安くなる時間帯について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 当日の引っ越しにかかる時間は約2時間~3時間みておく
  • 引っ越し料金が安くなる時間帯は午後便
  • さらに安くするにはフリー便を利用するとよい

当日の引っ越しにかかる時間と安くなる時間帯は引っ越し作業がスムーズに進まないと理想どおりにはいきません。

引っ越し作業を滞りなく進行させるためにはきちんとした準備と業者とのコミュニケーションがとても大切です。
 
あらかじめわかっている情報は全て引っ越し業者に伝えるようにして、当日の準備に備えましょう。

また、不動産屋や引っ越しに携わる全ての業者との連絡もきちんと取っておくことが必要です。

報告、連絡、相談はどの場面でもとても大切になります。