引っ越しの料金を安くするには様々な方法がありますが、引っ越しの時期によって料金は大きく関わりがあります。
引っ越し業界の繁忙期と閑散期の知識は特に引っ越しの多いかたにとってとても役立ちます。
今回は引っ越しの閑散期や、繁忙期との料金の違い、安く引っ越しする方法を紹介します。
引っ越しの閑散期はいつ?引っ越しが少ない曜日、人気のない時間
引っ越しをする場合、閑散期が料金の交渉もしやすく一番リーズナブルです。
年間で閑散期と言われる時期は何度かあります。
また、その中でも比較的料金が安くなる曜日や時間帯があります。
引っ越し業界の閑散期は主に5月~2月です。この時期の引っ越しは余裕があるため、比較的料金設定が安く、交渉もしやすいです。
また、日程や時間に余裕があるため日程の選択をする際に自由がききます。
作業時間もスケジュール通りに進み、時間内で終わることが多いです。
土日祝日は平日に比べてスケジュールが埋まりやすく、平日の方が料金が安く設定されています。
繁忙期は3月、4月の2か月に集中しています。
会社の転勤や辞令に合わせて移動が多いため、引っ越し業界が最も忙しくなる時期です。
いつでも混みあった状態で営業するため、料金の割引なども難しく、設定も高めです。
この時期に引越しをする場合、早めに予約をしましょう。
多くの業者へ次々に予約が入るため、一日でも早く予約を入れないと希望の日時に引っ越しをすることができなくなる可能性があります。
また、キャンセル待ちも出にくく、一度キャンセルした予約を改めて同じ繁忙期に取り直すことも難しいです。
さらに引っ越し作業時間もスケジュール通りに進まないこともあります。
繁忙期の土日祝日等は忙しいタイムスケジュールでトラックが動いているため、全体的に時刻が遅れがちです。
・閑散期と繁忙期との料金の違い、安く引っ越しする方法
閑散期と繁忙期の料金の違いは大きくあります。繁忙期は時間に関わりなく料金は高めです。
単身で同市区町村内の引っ越し(15㎞未満)
繁忙期 25,000円 閑散期 20,000円
単身で同一地方程度の引っ越し(200㎞未満)
繁忙期 47,260円 閑散期 30,000円
家族で同市区町村内の引っ越し(15㎞未満)
繁忙期 95,000円 閑散期 64,800円
家族で同一地方程度の引っ越し(200㎞未満
繁忙期 160,000円 閑散期 85,000円
料金ではかなりの差が出るため、繁忙期の引っ越しはあまりおすすめできません。
転勤等の都合以外で引っ越しを予定しているかたは、少しでも時期をずらすことがおすすめです。
また、ひと月の間で比較的料金が安く設定されているのは中旬、一週間の中では水曜日です。
月の中旬と週の真ん中に合わせて引っ越しをすることをおすすめします。
さらに引っ越しする時間帯は通常午前中から行うことが多いですが、午後の方が比較的安い料金設定になっています。
さらに業者のプランに合わせて引っ越しをすると、1台専用のトラックではなく、他のトラックに積んでもらうことで料金が安くなる可能性があります。
まとめ
引っ越しの閑散期はいつ?繁忙期との料金の違いや安く引っ越しする方法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 引っ越し業界の繁忙期と閑散期では、料金設定の差が大きい
- 繁忙期は業者自体が忙しいため、キャンセル待ちもほとんどない
- 引っ越しを安くするには、繁忙期、土日祝日、午前中を避ける
閑散期の引っ越しは料金が安く、時間に余裕を持って引っ越しをすることができます。
しかし急な転勤等で繁忙期に引っ越しが必要な場合も多くあります。
繁忙期と閑散期の特徴を知ることによって料金の交渉、時間の組み立てができると無理をしなくて済みます。
これらの特徴を料金交渉に上手く利用しましょう。