引っ越しの片づけを早くするコツと梱包方法

引っ越しが決まるとまずやらなければならないのは、荷物の梱包です。

普段から家の中に物が少ないかたは比較的楽に荷造りができますが、荷造り以外にもやることがたくさんあります。

今回は引っ越しの片付けを早くするコツと梱包方法を紹介します。


引っ越し前の部屋の片づけを早くするコツと梱包方法

引っ越しの片づけを早くするコツと梱包方法
 
引っ越し前の部屋の片づけを早くするコツは、使わないものを先に処分することです。

洋服や靴、身の回りのファッションアイテムなどは3年使わなければ処分の対象として捨てるかどうかを見極めて、捨てるものと運ぶものを分けていきます。

処分するものが決まったら、早めに処分しましょう。

地域によってゴミ回収日は様々ですが、大型ごみ、粗大ごみなどは予約を取って回収してもらう必要があるため、早めに連絡しないと予約が取れません。

捨てるつもりでいたのに捨てられないという事態にならないよう、注意してください。

また、家電やAV機器と一緒に無料でいらないものを引き取ってくれるサービスもあるため、Webサイト等で申し込みも可能です。

ダンボールの荷造りの仕方は、一番奥にしまってあるものから荷造りをしていきます。

奥にしまっているということは使う頻度が少ないためあまり考えることなく荷造りできます。

洋服の収納ケースなどは、そのまま運び出す業者も多いため確認してふたや引き出しが動かないようにテープで留めましょう。
 
食器棚の中身もあまり使わないお皿やコップなどは、丁寧に新聞紙やエアーキャップで包み、ダンボールに入れます。

お皿やコップは重ねると重くなるためコンパクトなダンボールを選んで入れていきます。

重さがあると底が抜けやすいため重たいものは小さめのダンボールに入れましょう。
 
本は重たいため小さめのダンボールにサイズに分けて詰めていきます。

あまり重くなり過ぎないように注意してください。

布団は数枚重ね、上から布団袋をかぶせましょう。

はさみや包丁などの危ないものは、厚紙やダンボールを二つ折りしたものできちんと覆い、刃の部分がでないようにガムテープで留めます。

また、小さめの家電類は、ダンボールに入るものはエアパッキンで覆い、動かないように隙間に新聞紙を詰めていきます。
 
荷造りで忘れがちなことは、ダンボールやガムテープが足りなくなってしまったり、ダンボールをたくさん詰めすぎて引っ越しするまでの生活のスペースが取れなくなることです。

重たいものから少しずつ積み上げていきますが、あまり積み上げすぎて倒れてこないように、注意しましょう。

また、詰め終わった段ボールにはどこの部屋なのか、中身は何が入っているかを記載しておくと業者の方たちにも持ち運び場所の指示がしやすくスムーズな引っ越しができます。


引越し後の部屋の片付けを早く終わらせるコツ

引っ越しの片づけを早くするコツと梱包方法
 
引っ越し後の部屋の片づけを早く終わらせるコツは、大きいものから設置していき、細かいものは最後に片付けることです。

準備の段階で、大きな家具や家電はおおよそどこに設置するか決めておきます。
 
先に大きな家具や家電の設置をし、各部屋ごとの荷物が入った段ボールを運び入れます。

例えば布団は寝室に、靴は玄関に運び入れます。

収納するスペースが整い次第、すぐに使いそうなものから片付けていきます。

荷解きをするときに気を付けたいことは、ダンボールは一気に開封しないということです。

急ぐあまり、ダンボールを次々に開けてしまうと返って混乱し、中途半端になってしまいます。

一つずつ終わらせていくようにすると、作業中の足元がすっきりした状態で片付けることができます。
 
段ボールから物を出していくと、何もしなければ使い終わった段ボールで足の踏み場がなくなってしまいます。

空になった段ボールは作業をしながら一枚ずつ折りたたみ、紐でまとめておくと作業場を広くとることができます。

使用済みのダンボールの回収サービスを行っている業者もあるため、きちんとたたんでその後の準備をしておきましょう。


まとめ

引っ越しの片づけを早くするコツと梱包方法

引っ越しの片づけを早くするコツと梱包方法について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 引っ越し前にいらないものは処分しておく
  • 使わないものから荷造りをしていく
  • 新居では、大きな家具や家電を先に入れ、細かいものは最後に入れる

引っ越しを早く終わらせるためには、準備をきちんとすることです。

準備が万端に整えば、当日焦ることもなく安心して引っ越しの作業ができます。
 
引っ越しは荷物の運び出し以外にも手続きなどで時間もかかります。

初めに引っ越し1か月前からスケジュールを立てて作業開始日と終了日を決めてカレンダーなどに書き込んでおくとわかりやすく、とても動きやすいです。

大切なことはメモを取り、計画的に行うようにしましょう。