県外に引っ越しする際に必要となる手続きと費用を安くする方法

引っ越しは距離によって費用も手続きも異なります。

特に県外の場合、手続きの方法も県内とは少し違うため、手間がかかります。

今回は、県外に引っ越しする際に必要となる手続きと費用を安くする方法を紹介します。


県外に引っ越しする際に必要となる手続き

県外に引っ越しする際に必要となる手続きと費用を安くする方法

転出届と転入届の提出

県外に引越しする場合は、転出届と転入届の提出が必要になります。

同一市内の引っ越しの手続きは、転居届の提出のみですが、県外や市外の引っ越しの場合は2通の届けが必要です。

転出届を出す際は、旧居の役場に提出し、転入届は新居の役場に提出します。

転出届は引っ越し14日前から、転入届は引っ越し後14日以内の受付が可能です。

国民健康保険の脱退と加入

会社員ではない場合、国民健康保険に加入しているかたが多くいます。

県外へ引っ越しをする場合、国民健康保険に加入済みのかたは市区町村で脱退と加入の手続きをします。

印鑑登録の廃止と登録

現在の役場で印鑑登録をしている場合は、印鑑登録の廃止の手続きをし、新居の役場で登録手続きが必要です。

国民年金の手続き

国民年金の手続きは、新居の役場で住所変更の手続きを行います。

旧居での手続きの必要はありません。

原付バイクの手続き

125㏄以下のバイク(原付バイク)を所有のかたは、旧居の役場で廃車手続きを行います。

新居の役場で転入後、廃車申告受付書を持参して登録を行います。

車の手続き

車の手続きをする際は、ナンバープレートの変更があるため、必ず車を持ち込みましょう。

新居の陸運局へ新住所の住民票、車庫証明、自動車税申告書を提出します。

銀行口座の住所変更

銀行口座の住所変更は県外、県内関わらずする必要があります。

住所変更を忘れていた場合、銀行からの大事な郵便物が届かないこともあります。

住所変更は郵送やWebサイトでも手続きが可能です。

自動車免許の住所変更

自動車免許の住所変更には住民票、または健康保険証を持参する必要があります。

また県外に引っ越しの場合は免許証が新しくなるため、写真が必要です。


県外引っ越しの費用を安くする方法

県外に引っ越しする際に必要となる手続きと費用を安くする方法

同一市内や同一県内の引っ越しは比較的費用が安く抑えられますが、県外の場合は費用が大幅に高くなります。

移動距離や荷物の量で費用は異なりますが、県外の引っ越し費用の相場を知っておくと比較しやすいです。

県外の引っ越し費用相場

単身の引っ越し 30,000~100,000円
ファミリー(二人)の引っ越し 50,000~150,000円
ファミリー(四人)の引っ越し 100,000~300,000円

これらの相場は、下限が近距離、上限が遠距離となるため、距離によって大きく費用相場が変わります。

また、引っ越し費用を抑えるには、Webサイトの一括見積もりサービスを利用して見積もりをとりましょう。

数社の見積もりを最短1分で出すことができ、効率よく引っ越し業者を選ぶことが可能です。

Webサイトの中には、業者の口コミや利用者の意見が掲載されているため、引っ越しの情報を得るのに役立ちます。

さらに費用を抑えたい場合は、荷物を極力減らすことです。

中でも大きな家具や家電の量が多い場合は費用を抑えることが難しくなります。

買い替えても良いものは引っ越し前に処分をし、荷物が少なくなると料金を下げることが可能です。


まとめ

県外に引っ越しする際に必要となる手続きと費用を安くする方法

県外に引っ越しする際に必要となる手続きと費用を安くする方法について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 県外の引っ越しの手続きは県内に比べて量が多い
  • 県外の引っ越しは大幅に高くなる場合がある
  • 引っ越し費用を抑えるには、一括見積もりサービスを利用して見積もりを比較すると良い

県内と県外では手続きも費用も異なります。見積もりの後の料金交渉の際には相場を頭に入れておくと安心です。

一括見積もりサービスには様々な引っ越し費用の情報が掲載されているため、参考にしてください。