結婚を機に新しくマンションやアパートを借りて引っ越しをするかたは多くいます。
ただし手続きや作業が山のようにあることがとても憂うつです。
しかし、内容やタイミングを理解すると意外と効率よくできるものもあります。
今回は、結婚と一緒に引っ越しをする際の婚姻届を出すタイミングを紹介します。
結婚と一緒に引っ越しをする際に必要となる手続き、届出
結婚と一緒に引っ越しをする際、役場関係の手続きはなるべく一度で済ませてしまうほうが時間を有効活用できます。
必要な書類は全て用意して役場の手続きを終わらせることをおすすめします。
結婚を機に引っ越しをする場合、旧住所の役場で転出届を提出します。
このタイミングで、旧住所で印鑑登録をしているかたや、国民健康保険に加入しているかたは印鑑登録のカードと国民健康保険証を返納しておくと後がスムーズです。
尚、市区町村内の引っ越しの場合は、転出届や印鑑登録証や国民健康保険証の返納の必要はありません。
また、後日婚姻届を提出する場合には戸籍謄本か戸籍抄本が必要になるため、婚姻届の用紙とともに戸籍謄本か戸籍抄本をもらっておくと安心です。
この他に、電気やガス、水道、電話、インターネットなどの引っ越し手続きも同時に行っていきましょう。
引っ越し後すぐに利用できるよう、早めに連絡することをおすすめします。
引っ越し前に必要な手続き
転出届
婚姻届の用紙をもらう
印鑑登録の返納
国民健康保険の返納
戸籍謄本か戸籍抄本をもらう
各ライフラインへ連絡
電話局
インターネット
引っ越し後必要な手続き
婚姻届
転入届(転居届)
印鑑登録
国民健康保険
郵便物の転送届
国民年金
運転免許証
車両の変更登録
銀行口座
パスポート
携帯電話
クレジットカード
各種保険
結婚と引っ越しを一緒にする場合は様々な手続きが必要ですが、役場で済ませることができるものはなるべく一緒に行い、時間を有効に使いましょう。
結婚と一緒に引っ越しをする際の婚姻届を出すタイミング
引っ越し後に入籍する場合
同棲をしばらくしてから入籍をする場合、引っ越し後に各種住所変更をしてから婚姻届を提出して各種氏名変更をします。
引っ越しと入籍の間の日数があるため、住所と氏名の変更手続きが一度に行うことができなくなります。
引っ越しとほぼ同時に入籍する場合
引っ越しが終わり次第、新居の役場で転入届を提出します。
このタイミングで婚姻届を一緒に提出し、印鑑登録や国民健康保険の手続きも同時に済ませることができます。
入籍後に引っ越しをする場合
引っ越しの予定はまだ先だが入籍をする場合は、婚姻届を提出後に各種氏名変更をし、引っ越し後に各種住所変更をします。
3種類のタイミングを見てみると、引っ越しと入籍をほぼ同時にすることで、二度手間がなく効率よく手続きをすることができます。
また、結婚後の手続きでとても大事なことが郵便物の転送手続きです。
郵便物をきちんと受け取ることができるように、必ず転送手続きをしておきましょう。
また、役場関係の手続きはいつ行うかが大切です。
タイミングを逃すと忙しいかたなどは度々行くことができないため、つい忘れてしまいます。
婚姻届 24時間365日受付可
転出届 引っ越し当日前後14日以内
転入届 引っ越し後14日以内
国民健康保険 即日
国民年金 即日
運転免許証の変更届 即日
パスポート申請 入籍後即日
確定申告 退職後翌年の2月15日~3月15日
失業保険受給手続き 退職後即日
まとめ
結婚と一緒に引っ越しをする際の婚姻届を出すタイミングについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 結婚と引っ越しをする際には、できるだけ手続きは同時に行うと良い
- 結婚と一緒に引っ越しをする場合、ほぼ同時に行うと役場の手続きが一度で済む
- 役場の手続きは基本的に平日のため、自分に必要な手続きと期限を理解しておく
結婚と同時に引っ越しをすることで生活はとても目まぐるしくなります。
特に役場の手続きは平日で時間も限られるため度々来ることはできるだけ避けたいです。
たくさんの手続きを頭で覚えるのは難しいため、手続きの項目に期限を入れて書き出すと良いでしょう。