引っ越しの際には様々な住所変更があります。
中でも健康保険証や運転免許証のような本人確認をするものはすぐに必要になることがあります。
今回は引っ越し時のパスポートの住所変更の必要性と変更手続きの方法を紹介します。
引っ越し時のパスポートの住所変更の必要性と変更手続きの方法
基本的には、引っ越し時にパスポートの住所変更の手続きをする必要はありません。
パスポートには住所を記入する欄があるというかたもいますが、発行時は空欄になっていて自分で手書きで書くようになっています。
もし自分で住所を記入していた場合は、二重線で訂正をして新しい住所に書き直しましょう。
住所変更の手続きは必要ありませんが、結婚をして名前や本籍が変わった場合は手続きが必要です。
この場合、変更手続きをとるのではなく旧姓のパスポートを返納し、新たにパスポートを申請します。
住所変更をする代わりに、「記載事項変更旅券」というパスポートを新規に発行します。
「記載事項変更旅券」の発行に必要なもの
一般旅券発給申請書(記載事項変更用)
名前や本籍地が変更したことが証明できる戸籍謄本または抄本
住民票の写し(コピーは不可)
写真(45㎜×35㎜)
旧姓のパスポート
「記載事項変更旅券」を新規に発行した場合、旧姓で返納したパスポートと同じ有効期限になります。
「記載事項変更旅券」を発行する場合、手数料として6,000円がかかります。
現在10年間のパスポートを新規で発行すると16,000円かかるため、多少費用は割安です。
まとめ
引っ越し時のパスポートの住所変更の必要性と変更手続きの方法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 引っ越し等で住所を変更した場合、パスポートの住所変更の必要はない
- パスポートに住所記載の欄があれば、手書きで修正しておく
- 結婚などで本籍地や名前が変わった場合、「記載事項変更旅券」を発行してもらう
パスポートは住所変更の手続きをする必要がありません。
本人確認をするための書類としてパスポートがよくあげられていますが、同時に運転免許証の提示を求められる場合があります。
パスポートは変更手続きの必要は特にないものですが、本人確認を行う書類として住所変更は自分で訂正しておきましょう。