引っ越しは新居の間取りに合わせて色々買い揃えたりするものが多く、家電の買い替えなどにも出費がかさみます。
引っ越しを安く済ませるには時期を選ぶことが一番のコツです。
今回は、引っ越しが一番安くなる時期、最適な時期について紹介します。
引っ越しが一番安くなる時期、最適な時期
引っ越しの時期には大きく分けると二つ、通常期と繁忙期があります。
特に繁忙期は世の中の動きに合わせたもので、年度末や年度初めによるものです。
明治19年ごろから会社や学校は3月に終わり、4月からスタートという体制が取られ、この影響から繁忙期というものが自然とできました。
引っ越し業界は会社の転勤や、学校の卒業、入学に合わせて住居を移動するため、3月と4月は1年の中で最も忙しい時期になります。
他に夏休み時期は第二の繁忙期でまとまった休みを使って引っ越しをするかたが多くいます。
この時期は人手を確保するのも難しく、引っ越し料金は下がりにくいのが現状です。
引っ越し業者は3月、4月、7月、8月の年に4回の繁忙期で年間の約7割の引っ越しがこれらの月に集中します。
繁忙期は料金が下がらないため、時期を待って引っ越しすることができればそれに越したことはありません。
引っ越しを安くするには、時期と距離を変えることが一番ですが、距離(場所)は簡単に変えられなくても最適な時期を知ることで、料金が半額以下になることもあります。
・引っ越しが一番安くなる時期、最適な時期はいつ?
引っ越しが一番安くなり、最適な時期は2月と6月になります。
これは、単身、ファミリーどちらの場合の引越しにも共通しています。
この理由は、最も気候の厳しい時期が安くなり、6月の梅雨の時期と2月の本格的な寒さで料金が設定されています。
よくある質問の中に、「豪雨、豪雪でも引っ越しはやりますか?」という内容がありますが、基本的に引っ越し業者は、荷物を外に運び出すことができ、道路が運転できる状態であれば引っ越しが中止になることはありません。
ただし、交通機関に通行止めのようなことがあるときは、事故の恐れがあるので、中止もやむを得ないでしょう。
天候については、その日にならないと判断できないことも多くあるので、その後の判断は引っ越し業者と話をして決めることになります。
その場合、料金にも変更が出てくる可能性がありますので、トラブルのないようにしっかりと話し合いをしましょう。
まとめ
引っ越しが一番安くなる時期、最適な時期について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 引っ越しには通常期と年に四か月間の繁忙期がある
- 引っ越しが安く、最適な時期は通常期だが、最も料金が安いのは2月と6月である
- 2月と6月は引っ越しをするのに最も安い時期だが、天候不良で安全が確保できない場合、延期となる可能性もある
引っ越しを安くするには通常期の2月と6月を選ぶことですが、時期だけでなく一日の中の午前中を避けて、土日祝日を避けるのも方法の一つです。
様々な情報をインターネットの検索サイトで集めると、どのようにして交渉するかということもわかり、とても役立ちます。
ぜひ活用することをおすすめします。