引っ越しには様々な方法がありますが、条件さえ整えば宅配便を利用して引っ越しをすることも可能です。
単身で荷物の少ないかたや、家電や家具のついた物件に引っ越しする場合にはゆうパックや宅急便を使って引っ越しすることができます。
今回は引っ越しにゆうパックを利用する方法とメリット、デメリットを紹介します。
引っ越しにゆうパックを利用する方法
ゆうパックは日本郵便のサービスによる宅配便の一つです。
基本的に荷物は全てダンボールに入れて送り、縦、横、高さの合計が60㎝~170㎝まで、重さが30㎏までと決められています。
普段は単に荷物を送るサービスですが、引っ越しに利用すると費用を安く抑えることができる場合があります。
縦、横、高さの合計が170㎝、重さ30㎏を超える荷物や、壊れやすい家電がない場合はゆうパックを利用できます。
ほとんどの家具は送ることができませんが、サイズの範囲内に収めれば布団を送ることも可能です。
布団を送る場合は、布団袋を利用せず、ゆうパックの梱包資材を購入することをおすすめします。
ゆうパックは窓口に荷物を持ち込むことで、荷物一つにつき120円の割引が適用されます。
また同じ場所に荷物を二つ以上送ると、一つの荷物につき60円の割引になります。
さらに10個以上の荷物を送る際も別に割引が適用になるため、引っ越しの荷物を送るにはとても便利です。
引っ越しの際にゆうパックを利用する場合は、あらかじめ荷物の個数で料金を算出できるため、他の方法と比較しやすいです。
引っ越しにゆうパックを利用するメリット、デメリット
ゆうパックを利用するメリットは、荷造りや配送も自分のペースで作業ができるため、煩わしさがなく落ち着いて作業ができます。
ゆうパックを利用する場合、引っ越し当日に荷物を受け取ることはできませんが、配達予定日から起算して10日間以内で配達希望日と時間帯を選択することができます。
遠距離の場合は通常より配達が遅れることがあるため、余裕を持って準備をしておきましょう。
ゆうパックで送る際の料金は、段ボール10個くらいまでがお得です。
もしダンボールが増えそうな場合は、引っ越し業者の単身パックの方が安く引っ越しできる可能性があるため、必ず見積もりを取りましょう。
また、ゆうパックは引っ越し業者と違い、自分で確実な見積もりを取ることができ、費用の算出がしやすいです。
引っ越し業者を利用する場合は、少なくてもWebサイトで見積もりを取り、その後電話などで話をする必要があります。
どの方法で引っ越しするか迷った時は、Webサイトの一括見積もりサービスを活用しましょう。
フォームに必要事項を入力するだけで引っ越しの見積もりを数社一度で調べることができます。
ゆうパックのWebサイトからも利用料金を確認ができるため、ぜひ活用してください。
ゆうパックを利用するデメリットは、ゆうパックでは家具や家電を運ぶことができません。
一番大きくて一つの段ボールの大きさの縦、横、高さの合計が170㎝、重さが30㎏以内です。
また、ゆうパックは宅配便の一種のため、玄関先までの運搬はしてもらえますが、設置などは自分でする必要があります。
荷物がいくら小さくても中身が重たい場合、作業に時間がかかるためあまりおすすめできません。
購入した家財を直接引っ越し先へ配送する予定のかたや、引っ越し先で家財を購入するかたは、大型荷物がないためゆうパックを利用するには最適です。
ゆうパックを利用するメリットデメリットは、自分の荷物の中身や大型の荷物の有無によって変わってきます。
様々なケースの見積もりを取って検討しましょう。
まとめ
引っ越しにゆうパックを利用する方法とメリット、デメリットについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 引っ越しの際にゆうパックを利用する時は基本的に全て段ボールに入れる
- ゆうパックのメリットは数をまとめると割引が適用され、料金の算出がしやすい
- ゆうパックのデメリットは大型家具や家電は送ることができない
ゆうパックの利用をお得にするには、荷物を少なくまとめることです。
引っ越しの料金を安くするための基本はいらないものを処分して、荷物を減らすことが最も大切です。
引っ越しを機に部屋を片付け、荷物を少なくして心機一転しましょう。