引っ越し時に本を荷造りする方法、注意点

引っ越しの時の本の荷造りは意外と時間がかかり重労働です。

特に本が好きなかたは冊数も多く、まとめるだけで時間を費やしてしまいます。

今回は引っ越しの時の本を荷造りする方法と注意点を紹介します。

引っ越し時に本を荷造りする方法と効率の良い梱包方法

引っ越しの時に本の冊数があまりに多いと、新居を狭く感じてしまうことがありますし、引っ越し料金にも関わってきます。

家具や家電の様に大きくはありませんが、荷造りをする前に読まなくなった本や必要のない本は処分を検討されることをおすすめします。

引っ越しを機に本棚を整理するつもりで片付けましょう。

本の処分が終わったら、本の荷造りに必要な資材を用意します。

本を入れるダンボールは小さめでしっかりしたものを選ぶ必要があります。

大きさの目安は縦、横、高さを足した長さが約100㎝程度のものが最適です。

本は複数になるととても重くなります。

大きいダンボールに大量の本を詰めると、持ち上げることができず、運搬も難しくなります。

引っ越し業者に依頼している場合は、コースによって無料でダンボールをわけてもらうことができます。

引っ越し業者の小さめのダンボールは理想の大きさ、厚み、強度で作られています。

また、隙間ができた時のために緩衝材を用意しておきましょう。

エアーパッキンや新聞紙、毛布などを用意しておくと活用しやすく便利です。

荷造りの準備が整ったら、本をダンボールに詰めていきます。

入れる前に本の大きさが揃う様に分けていき、だいたい同じ大きさのものを下から平置きして詰めます。
　
ダンボールに詰めながら、時々持ち上げてみて無理のない程度に詰めましょう。

女性が一人でも持つことができるくらいが、運搬の問題も起きずおすすめです。
　
隙間ができたら緩衝材を必ず入れて本を固定します。

また、荷解きの際、ダンボールを開けた時に今読んでいる本やすぐに使いそうな本を取り出しやすく上の方に入れておくと作業の効率が良くなります。

引っ越し時に本を荷造りする際の注意点

本の荷造りをする際には、本が痛まないように必ずダンボールを使用しましょう。

紐で縛ってトラックの中に直接積み込むと本の角に傷が付き、汚れや破れの原因になります。

また、紐で縛ると一度に運べる量が減るため、作業の時間も増えてしまいます。

本の大きさで分けて詰める

本を大きさごとにまとめてから、ダンボールへ詰めましょう。

基本的に本の大きさは規格が決まっているため、まとめていくと何種類かの大きさに分けられます。
　
同じ大きさの本をまとめて詰めていくことで隙間ができず、本をきれいに詰めていくことができます。

平積みで詰める

本を詰める時は必ず平らに重ねて詰めましょう。

引っ越しの作業中はダンボールを積み上げていくことも多いため、立てて詰めると本を痛める原因になります。

小さなダンボールに詰める

大きなダンボールを使って本を詰めるのは危険です。

たくさん詰め過ぎてダンボールの底が抜けてしまう恐れがあります。

約1冊160g程度の本を縦、横、高さを足して100㎝程のダンボールにちょうど良く詰めていくと約9㎏～10㎏になります。

一箱の重量がかなりあるため、ダンボールの大きさは小さめのものにしましょう。

引っ越しで本が不要な時に楽に処分する方法、お得に処分する方法

本の引っ越しの準備をする前にいらない本や、読まなくなった本を処分することはとても重要です。

荷物が多いと引っ越し料金が上がり、手間もあります。引っ越しを良い機会として整理と処分をしましょう。

地域の資源回収や粗大ごみに依頼する

地域の資源回収や粗大ごみを利用すると、本を手軽に処分できます。

本は重さがあるため、一度に多くの本を資源回収や粗大ごみに出すと引き取り拒否されてしまうケースもあります。

引っ越しが決まったら少しずつ処分することがおすすめです。

また、資源回収や粗大ごみを利用する場合は、自分で集積所まで運ぶ必要があります。

しっかり紐で縛り、エレベーターや階段の昇り降りには気を付けましょう。

古書店で買い取ってもらう

新しい本は高い値がつくこともありますが、古い本は1冊数十円か無料での引き取りになることもあります。

捨てるのは惜しいという場合は、試してみましょう。買取の時には身分証明書が必要です。

自宅まで出張査定に来る古書店や、発送して査定をする古書店もあります。

本の量が多い場合は、それらの店舗に依頼しましょう。

Webサイトから買取りを依頼する

少しでもお得に処分するには、Webサイトで買取りを受け付けている古書店を利用することをおすすめします。

申し込みも手軽で持ち運ぶ必要もほとんどありません。
　
Webサイトに必要な情報を入力すると、買取り業者が車で自宅に本を取りに来ます。

本を処分する際は持ち運びが大変ですが、自宅まで取りに来る業者に依頼すると、とても手軽です。
　
本を買取り業者のトラックに積み、1週間～10日で査定の連絡がメールで届きます。

査定の結果に不満のない場合は、買取り料金が口座に振り込まれます。

また、買取価格に不満がある場合は、本が着払いで返送されます。

まとめ

引っ越し時に本を荷造りする方法、注意点について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

本を荷造りする前に、いらない本や読まない本は処分する
引っ越し業者に依頼する場合、本の運搬にはダンボールを使う
本を処分するには、廃棄だけでなく買取り業者に依頼することもできる

本の荷造りは時間と体力が必要です。

少しでも効率よく荷造りするために、依頼できることは早めに業者に依頼をし、家の本を減らすことをおすすめします。

引っ越しを機に本を処分する場合は、本の種類やコンディションによって様々な方法を選びましょう。