引っ越しには荷物の量や様々なサービスによって引っ越しプランがあります。
中には大きな家具や家電なしで段ボールのみで引っ越しをするかたもいます。
今回は、段ボールのみで引っ越しをする際におすすめの業者、引越方法を紹介します。
段ボールのみの引っ越しをする方法と頼める業者
大きな荷物がない場合、段ボールのみで引っ越しをすることができます。
実家を出て一人暮らしをする学生や社会人、また最近では家具がついている物件が増えているため、段ボールのみで引っ越しをするかたが増えています。
段ボールのみの引っ越しをする際、宅配便を利用することで引っ越し料金が安くなる可能性があります。
おすすめの業者
ヤマト運輸
段ボール10個(120サイズ)程度を同都道府県内(移動距離約13㎞)で引っ越しする場合は、ヤマト運輸の宅急便を利用するとおよそ14,000円でリーズナブルです。
この場合の段ボール等の資材は自分で手配する必要があります。
ヤマトコンビニエンス単身引越サービス
ヤマトコンビニエンス単身引越サービスは専用BOXにたくさんのダンボールを入れて運ぶことができるため、引っ越し料金が安く、万一家電を運ぶことになった場合も専用BOXに入れることができれば一緒に運搬できます。
尚、通常は時間の約束ができますが、繁忙期はトラックの時間が遅れてしまうこともあるため、対応ができません。
日通単身パックS
日通の単身引越のパックで最も価格が安く、料金は15,000円から設定されています。
高さ1m以上のコンテナに入る分の荷物を運搬できるため、高さのあるものも一緒に運ぶことが可能です。
一般的な長方形サイズのダンボールで約12個積むことができます。
段ボールのみの引っ越しで引越し業者と宅配業者それぞれのメリット、デメリット
引っ越し業者のメリット
引っ越し業者のメリットは、段ボールなどの資材を用意してもらえることや、荷物を家の中まで運んでもらえることです。
荷物の集荷は、電話一本で来てくれるため車や台車がなくても利用できます。
段ボールなどの資材の準備は引っ越しを依頼した時にサービスとしてついている場合があります。
また、段ボールの個数が10個以上になる場合は、宅配便よりも安くなる可能性があるため、細かく見積もりを取りましょう。
引っ越し業者のデメリット
引っ越し業者のデメリットは、業者やサービスプランによって繁忙期には受け付けていない場合があるため、引っ越し時期が限られるということです。
また、段ボールの個数があまり少ない場合は宅配便を依頼する方が料金が安くなります。
宅配業者のメリット
宅配業者のメリットは、料金が安く、繁忙期でも料金が変わらないことや荷物の到着日時を選ぶことができ、融通が利きます。
また、集荷の際は電話一本で伝票を持って家まで来てくれるため、大変便利です。
宅配業者のデメリット
宅配業者のデメリットは、荷物が引っ越し当日に届かないため自分で持参するものが増えてしまう可能性があります。
お年寄りやお子さんなどがいてすぐに荷物の必要があるかたは、引っ越し業者に依頼することをおすすめします。
また、移動距離や段ボールの大きさ、個数で料金が変わるため、きちんと料金表で確認をしましょう。
段ボールのみの引っ越しの見積もりを取る方法、費用を安くする方法
段ボールのみの引っ越しの見積もりを取る方法は、Webサイトの一括見積もりサービスを利用することをおすすめします。
最短1分で数社の見積もりを取ることができ、最安値の業者やおすすめの業者など、引っ越しの方法や手続きに関しても細かく知ることができます。
一括見積もりサービスを利用して複数の引っ越し業者から見積もりを取り、出された見積もりの金額を比較して選ぶと時間がかからず安い引っ越し業者を探すことができます。
引っ越し費用を安くする方法
使わないものを早めに処分する
引っ越しの費用を安くする一番の方法は、使わないものを思い切って処分することです。
まだ使うかどうか迷うものがある場合、思い切って処分することも必要なことです。
数年押入れの中にあるもの等は、引っ越しを機に一掃することをおすすめします。
また、使うかどうかわからないものは、引っ越し後必要になった時に購入しましょう。
段ボールの個数を10個に抑える
引っ越し費用を安くするには、移動距離やダンボールの重さにもよりますが、荷物の量を段ボール10箱程度に抑えて宅配便を利用すると良いです。
宅配便はダンボールの個数が約11個を超えると引っ越し業者の単身プランの方が安くなる可能性があります。
また、段ボールがあまり重たくなると料金が上がるため、一つの段ボールに集中して詰めずにバランスよく荷造りしましょう。
キャンペーンなどの割引を利用する
各引っ越し業者では、キャンペーンの割引が大きい可能性があります。
キャンペーンは宅配業者では取り扱いはありませんが、引っ越し業者を利用する場合は段ボール等がサービスになることもあります。
まとめ
段ボールのみで引っ越しをする際におすすめの業者、引越方法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 段ボールの引っ越しの場合、単身用の引っ越しパックか、宅配便を利用すると安い
- 段ボールの引っ越しの場合、段ボールの個数や移動距離によって宅配便か引っ越し業者を上手に使い分ける
- 一括見積もりサービスを利用して、数社の見積もりを取る
宅配業者と引っ越し業者のどちらも、メリットやデメリットがあります。
料金が安いことだけでなく、引っ越しにかけることができる時間や労力も考えて引っ越しの方法を選びましょう。