新居に引っ越して気になることの一つは、害虫です。
特に湿気の多い時期になると様々な虫が入ってしまい、気になって眠れないかたもいると言われます。
今回は、引っ越し直後にゴキブリが出やすい家の特徴と対策を紹介します。
引っ越し直後にゴキブリが出やすい家の特徴
ゴキブリが出やすい家の特徴は、木造で建てられたアパートです。
木造アパートの場合、木を多く使用しているため、湿気が溜まりやすく、虫の住処になりやすいのが特徴です。
また、建物の一階部分で食物を扱うお店や、飲食店がある場合もゴキブリの住処になります。
特に一階に飲食店がある建物は数百匹から数千匹のゴキブリがいると言われ、駆除を行うとたくさん出てきます。
飲食関係のお店や、コンビニの周りには相当数のゴキブリがいるため、ゴキブリ嫌いなかたにはおすすめできません。
アパートの空き家の近くもよくゴキブリを見ると言われます。空き家は掃除が滞り、人気がないため住処になりやすいです。
賃貸の契約前に空き家になってどれくらい経つのか、教えてもらい、入居前に家の中をしっかり見て柱に穴などがないか、確認しておきましょう。
逆にゴキブリがいない家の特徴は、マンションなどの高層階です。
高層階にはあまり虫は登ってこない習性があるため、高層階のマンションでゴキブリを見ることはあまりありません。
ゴキブリは地上に近ければ近いほど生息しています。
また、風通しの良い湿気のこもらない部屋や、築年数の浅い家の場合もあまりゴキブリを見かけません。
年数が経つほどゴキブリの住処になりやすい環境になります。
引っ越し後すぐにできるゴキブリ対策
もしゴキブリをよく見かける家に住んでしまった場合、自分でも駆除する必要があります。
市販でも手に入るゴキブリ駆除剤を使って駆除することをおすすめします。
引っ越し前の荷物を入れる前に部屋の点検をしておきましょう。
この時点で侵入できるような穴が見つかった場合は、大家や管理会社に相談し、修理することをおすすめします。
引っ越しの荷物を設置する前にゴキブリ駆除剤を様々な場所に置くことができるため、手間がかかりません。
家電の裏は温度が高くなるため、ゴキブリの住みやすい環境になりやすいです。
家電を設置する時は壁から少し離して置くことをおすすめします。
また、部屋を使用する前にバルサンを焚くことをおすすめします。
バルサンも様々な種類があるため、部屋の広さやタイプに合ったものを用意して行いましょう。
窓のサッシを閉めた時に隙間ができてしまう時は100円ショップなどにも置いてある隙間テープを貼って隙間をなくすことも大切です。
普段の生活でも後片付けをきちんとする
また、普段の生活ではシンクのような水回りにできるだけ水気を残さないように気をつけましょう。
ゴキブリは湿気をとても好むため、湿気のあるところを住処にします。
生ごみは毎日残さず捨てて、排水口周りにも気をつけましょう。
使用した段ボールや雑誌の下もゴキブリの隠れ家になりやすいため、できるだけすぐに片付けましょう。
さらに、ゴキブリの侵入経路は、換気扇などの通風孔、お風呂の排水口、エアコンの排水ホース、ドアポストが多いと言われます。
これらも汚れをまめに取り、清潔にするだけでも違いがあります。
まとめ
引っ越し直後にゴキブリが出やすい家の特徴と対策について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 木造アパートや一階が飲食関係の店舗がある建物にはゴキブリが出やすい
- 高層マンションの高層階や風通しの良い家には比較的ゴキブリが出ない
- 引っ越し前にゴキブリ駆除剤やバルサンを焚き、普段から水回りのそうじをきちんとする
引っ越しの前にはほとんどの物件でハウスクリーニングをしますが、ゴキブリは建物に住処を作るため、一度住み着くとなかなか駆除できるものではありません。
特に湿気の出てくる季節が来るとゴキブリを見ることがありますが、その時期だけ気を付けても駆除にはなりません。
日々掃除や片付けをこまめにする癖をつけましょう。