引っ越し費用をローンで支払うことはできる？

引っ越しにはまとまった費用が必要です。賃貸の物件を借りるにも敷金、礼金、引っ越し費用など様々な初期費用がかかります。

引っ越しをするための貯金があれば問題ありませんが、突然の引っ越し等は費用面が心配になります。

今回は引っ越し費用をローンで支払うことができるのか、について紹介します。

現金の持ち合わせがない場合、引っ越し費用をローンで支払うことができます。

ローンにも様々な種類があるため、引っ越し費用に適したローンを選ぶことが大切です。

適したローンを選ぶには、引っ越し費用がどれくらいかかるか、おおよその金額を算出しておくことをおすすめします。

引っ越しにかかる費用（首都圏で一人暮らしの場合）

敷金　65,000円
礼金　65,000円
前家賃　65,000円
仲介手数料　70,200円
保証料　35,000円
火災保険料　15,000円
鍵交換費代　15,000円
引っ越し代　30,000円（都県内）
合計　360,200円

一人暮らしにかかる引っ越し費用は約30万円～40万円です。

ローンを利用するには様々な条件を満たすことが必要です。

各社の設定する年齢を超えている

収入基準を満たす

現在のローンの返済に滞りがない

最適な引っ越しのローンを選ぶには、どれくらいの金額を借りるのかを先に決めておきましょう。

ローンのタイプには学生でも借りることが可能なものや、10万円～20万円借りるのに最適な銀行系のローンなど、借入額に応じて様々なタイプがあります。

ローンについてWebサイトには様々な情報があるため、適したローンを選びやすくなっています。

また、返済に関してどれくらいの金利がかかるのかWebサイトの記載を見ることをおすすめします。

できるだけ出費を抑えるためにも、金利を知っておくと借りる時に便利です。

引っ越し費用が足りない時にお金を借りる方法と注意点

ローン以外でも、引っ越し費用を借りられる方法がいくつかあります。

親や友人、知人にお金を借りる

仕事をして間もない場合や学生など、まだローンを借りることができないかたもいます。

そんな時、すぐに浮かび上がるのは親や友人ですが、きちんと借りたい理由を話し、相談することが大切です。

親や友人など気心知れた間柄でも、お金を借りる時は借用書をきちんと書いてもらうことをおすすめします。

あまり金額が大きい場合は、金利をつけて返さないと贈与と見なされ贈与税がかかります。

知人の場合には、電話やメールを使うのではなくきちんと会って、借りなければならない理由を伝える必要があります。

これからの関係を保っていくためにも、礼儀を守って話をしましょう。

親や友人、知人に借りる時には引っ越しの全てを説明し、理解してもらえるように話をしましょう。

身近な人だからこそ、お金の貸し借りには気をつけてトラブルにならないよう気をつけましょう。

キャッシングを利用して借りる

大きな金額でなければキャッシングという方法があります。

キャッシングはクレジットカードにあるキャッシング機能を使い、ATMからお金を借りることを言います。

金利は高めですが、支払い方法の変更もでき、Webサイトを利用して借りることもできるため、簡単に借りられることが特徴です。

ただし小さな金額だからと言って借り過ぎると毎月の返済額も大きくなります。

また、将来的に住宅の購入の際に住宅ローンの審査や借入額に影響する場合があります。

引っ越し費用をローンで支払うことはできる？について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

引っ越し費用をローンで支払うことはできますが、毎月の支払いが生活費に上乗せされるため、楽ではありません。

月々の収入額と支払額、支払期間をよく考えて決めましょう。