引っ越しの片付けの際に古びた毛布が押入れに眠っていたという話を耳にします。
引っ越しを機にいらない布団や毛布を処分してしまうこともありますが、再利用できる場合もあります。
今回は、引っ越し時の毛布の梱包方法と活用方法を紹介します。
引っ越し時の毛布の梱包方法
毛布の梱包は、業者に依頼することもできますが、自分で梱包することも可能です。
毛布を運ぶ際には、専用の布団カバーを使って梱包します。
ただし、この専用の布団カバーは使い回しで度々使用されています。
使い回しが気になるかたは、あらかじめ引っ越し業者に確認し、自分で準備しましょう。
また、毛布を自分で梱包する場合、購入時のカバーがまだ家に保管されていればそのカバーを使って梱包しましょう。
購入時の毛布カバーは運搬しやすいように作られているため、利用することをおすすめします。
購入時のカバーなどが既にない場合は、ホームセンターやWebサイトで購入できる布団袋や圧縮袋を用意しましょう。
圧縮袋を利用することで布団が圧縮されると引っ越し料金を抑えることができる可能性があります。
ただし羽毛布団は圧縮袋に入れて圧縮してしまうと中の羽毛の柔らかさを損なってしまうため、圧縮袋の使用は避けましょう。
布団を入れる時には、敷布団、毛布、掛布団の順番で入れ、最後に逆さにすると布団の重みで圧縮されます。
また、布団を梱包する際に、割れ物や大切なものを一緒にいれてしまうかたがいます。
布団は貴重品や割れ物とは違って厳重には取り扱いされないため、運搬中に中に入れてしまった割れ物などが破損してしまう恐れがあります。
さらに、布団を段ボールで運ぼうと考えるかたがいますが、段ボールで梱包するのは避けましょう。
段ボールは湿気を吸収しやすいため、布団の梱包には不向きです。
段ボールの中で湿気が溜まり、カビが発生する恐れがあります。
布団の梱包を依頼している場合は、引っ越し当日の朝まで使用した布団は軽く畳んで置いておくと業者に梱包してもらうことができます。
自分で梱包する場合は、少し早めに起床して準備を整えておきましょう。
引っ越し時の毛布の活用方法
引っ越しの荷づくりをする時は、ほとんどの場合段ボールを使いますが、段ボールでは運ぶことができないものもあります。
段ボールの使用ができない大きい家具や家電の梱包に、毛布を利用すると壁にぶつけてしまったり、荷物同士がぶつかってしまった時にクッションの役割を果たします。
毛布を活用した梱包は、冷蔵庫や洗濯機、テレビ、電子レンジ、タンス、パソコンなど幅広くあります。
冷蔵庫や洗濯機の梱包は業者が専用の梱包カバーを使い、床に毛布を敷いて行うことがあります。
また、パソコンなどの精密機器の場合は、パソコンが入るダンボールを用意し、段ボールの中に緩衝材として毛布を入れて利用すると中でパソコンが固定されます。
自分で引っ越しをする場合は、養生用の毛布があるととても便利です。
引っ越し業者に依頼する場合は養生用の資材はほとんど業者で準備しますが、自分で行う場合はあった方が良いでしょう。
重たいものを毛布の上に乗せると移動することができます。
また、傷をつけたくない家具や家電のクッションにもなります。
引っ越しの作業には毛布は欠かせません。
段ボールでは入らない大きな家具や家電を梱包するには毛布を利用するのが基本です。
ただしわざわざ毛布をレンタルする必要はありません。
もし中古で使わない毛布があれば利用し、他は引っ越し業者に依頼しましょう。
引っ越し時に毛布が不要な時の処分方法
引っ越し時にはいらなくなったものを処分することも大切なことです。
基本的に、荷物を減らして引っ越しをするのは料金を抑えることができる一番の方法です。
特に布団や毛布は面積が広いため、処分することで荷物の量を大幅に減らすことができます。
毛布の処分方法
粗大ごみとして処分する
布団類は大きさがあるため、可燃ごみでは受け付けてもらうことができません。
毛布は粗大ごみとして処分するのが一般的です。
もし、可燃ごみとして処分する場合は、細かく切断する必要があります。
とても力を使うため、大きなはさみが必要です。
多少料金がかかりますが、粗大ごみで処分する方が楽にできます。
引っ越し業者に不用品回収をしてもらう
万一引っ越し当日までの間に粗大ごみの予約をとることができなかった時は、引っ越し業者に不用品として回収してもらうことができます。
費用は業者によって様々なため、引っ越しの見積もりの際に確認しましょう。
支援団体に寄付する
世界を通じて発展途上国などの支援団体に寄付できるケースがあります。
団体によって受けとってもらうことができる品物は様々なため、確認してみるとよいでしょう。
布団や毛布はリサイクル業者では衛生上、引き取ってもらうことができません。
毛布を移動をすることなく、回収してもらうことができるのは引っ越し業者です。
一般のリサイクル業者に比べると料金を安くしてもらうことができる場合もあります。
まとめ
引っ越し時の毛布の梱包方法と活用方法について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 毛布を梱包する時は、専用の布団カバーや毛布カバーを利用する
- 大きな家具や家電の梱包には毛布を利用する
- 引っ越し業者に毛布の処分を依頼できる
引っ越しの時の梱包に毛布は必要です。
普段利用できないで押入れの奥にある毛布も、引っ越しの時には是非利用しましょう。
また、処分する際も様々な方法で再利用ができます。
できるだけ身軽で引っ越しをすることは大切なことです。
処分先でも単にゴミとして捨てるだけでなく、リサイクルで利用することをこころがけましょう。
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