結婚や同居、同棲をする時の引っ越しに2箇所積みや2箇所降ろしの利用者が増えています。
元々は2度手間をなくすことができるため、便利に利用できるプランとして作られたものですが、当日の流れや料金相場はあまり知られていません。
今回は、2箇所積みや2箇所降ろしの引っ越しと料金への影響を紹介します。
2箇所積みや2箇所降ろしの引っ越し料金への影響
2箇所積みや2箇所降ろしの引っ越しは条件を満たさないと返って無駄になります。
条件を満たす場合は1箇所積みよりも安くなるため、利用する価値はあります。
2箇所積みや2箇所降ろしをするのに良い条件
結婚などで夫婦の引っ越し先が同じ方向の場合の2箇所積み
新居への方向が同じ場合は2箇所積みを利用すると人件費やトラックの台数が減るため料金が安くなる可能性があります。
家財を二人の同じ方向に住む友人に送る場合の荷降ろし
1箇所から家財を運び出し、数キロメートル先の友人と、また先の友人の家の2箇所で降ろす作業の場合は別々に運搬するより料金が安くなる可能性があります。
ただし、ルートによっては異なるため、見積もりをしっかり取ることをおすすめします。
荷物が少ない場合の引っ越し
2箇所積みの基本的な条件は、トラック1台分に入る量と決められています。
トラックの大きさは引っ越し業者が決めますが、基本的に量が多い場合は2箇所積みができません。
不安な場合は引っ越し業者に家財の目安を聞いておくと良いです。
料金相場は、通常2箇所のものを別々に運搬する場合は2倍の料金がかかりますが、2箇所積みをする場合は約1.5倍程になり、安くなります。
しかし移動距離や曜日、時間で異なるため、様々な場合の見積もりを取ることが大切です。
別々に2台のトラックを使って引っ越しする場合との差を理解するためにも必ず見積もりを取ってもらいましょう。
2箇所積み、2箇所降ろしの引っ越し当日の流れと注意点
2箇所積み、2箇所降ろしの引っ越しは効率的に引っ越しを行うことが目的です。
そのため、荷積みと荷降ろしをスムーズに行う工夫をしておくことが大切です。
引っ越し当日までに時間の確認をしっかりしておき、トラックが到着したらすぐに作業を開始できるように配慮しましょう。
移動距離にもよりますが、通常の一軒分の引っ越しよりも時間がかかります。
通常新居に遠い方の家から荷積みをし、二軒目の荷積みに立ち寄ります。
当日のトラックのルートは道路状況やお互いの家の位置関係を確認し、引っ越し会社と相談して行います。
条件にもありますが、2箇所積みは荷物の量を予想しておくことが最も大事な注意点です。
2件目に立ち寄って荷積みをする時に荷物が入りきらないことにならないために、訪問見積もりは必ず行いましょう。
また、2箇所降ろしをする場合は家具や家財を誰かに譲渡する、トランクルームを利用するために立ち寄るなどが挙げられます。
何をどこで降ろすのかを間違えずに行うために、しっかり打ち合わせをして、誰が見てもどの荷物をどこで降ろすのかをわかるようにしておく必要があります。
まとめ
2箇所積みや2箇所降ろしの引っ越しと料金への影響について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 2箇所積みや2箇所降ろしの引っ越しは条件を満たさないと返って無駄になる
- 2箇所積みや2箇所降ろしの引っ越しをするには、いろんなケースの見積もりをとる
- 2箇所積みは荷物の量を予想しておくことが最も大事
2箇所積みをする場合は、パートナーや業者との連携がとても大切です。
様々なケースを考えて初めに一括見積もりサービスを利用して立ち寄りや2箇所積みで見積もりを取りましょう。
見積もりを取ってもらい業者に訪問見積もりをしてもらうことも必要です。
トラックの大きさを決め、荷物を積むことができるのか、実際見てもらうことで安心して荷づくりすることができます。
通常の引っ越しよりさらに情報の共有が必要になります。
疑問に思うことは全て業者に質問し、わからないことがないようにしておきましょう。