引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金への影響

引っ越しの荷物には様々な形や重さがありますが、長年引っ越し業者に勤めるプロでも絶対に傷をつけずに運ぶことはできません。

引っ越し時に大切な家財や家を守るためには養生をしっかりする必要があります。

今回は引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金に影響するか、を紹介します。


引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性、メリット

引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金への影響

引っ越しの際に行う養生は、部屋のクロスの破れや汚れを防ぐために必要です。

また、マンションではエレベーターなどの共用部分の保護は、マンションの管理人や管理会社から必ずするように言われます。

荷物の中身が段ボールのみの場合は周りに十分注意して運搬すれば問題ありませんが、大型テレビやタンスを運ぶ場合、養生を敷いて運搬する必要があります。

家財がぶつかって傷をつけてしまったり、建物のクロスやフローリングに傷がつけば退去時に修繕費用を払わなければなりません。

養生は家具や家電を守るだけでなく、建物自体も傷や破損から守ることができるため、必ず行いましょう。

引っ越し業者に引っ越しを依頼した場合、各社条件は様々ですが同じように養生の設置をしてもらうことができます。

設置場所は建物によって変わります。

標準的な養生の設置場所

引っ越しの荷物の運搬中に使用する玄関

通路の角になっている場所

運搬に通る場所の壁と床、手すり

エレベーターの中

戸建ての階段周り

大型荷物を置く部屋

また、重たい冷蔵庫のような荷物を運び入れるには途中で降ろして担ぎ直すため、降ろす場所に段ボールなどを置いて養生します。

養生をすることで、家財や建物を守ることができるのは大きなメリットです。


引っ越しの養生にかかる費用と節約方法、注意点

引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金への影響

引っ越し業者に依頼した場合、養生にかかる費用はおよそ5,000~7,000円位が相場です。

業者では、養生は全ての引っ越しにするものとして作業を行うため、多くの場合は料金に含まれています。

ただし業者によってはオプション扱いされている場合があり、別料金になります。

養生は現地と引っ越し先の両方で行い、建物の管理会社のルールをもとに行います。

建物によっては前もって打ち合わせが必要になり、自分だけでは判断できないため、養生の費用を下げるのは難しいでしょう。

業者によっては養生を省き、料金を下げることはできますが、おすすめできません。

また、素人が養生をすると必要以上にしてしまったり、逆に養生が足りなくて傷をつけてしまうなどのトラブルのもとになります。

養生は安全を買うためにもできるだけ引っ越し業者に依頼した方がメリットが大きいです。

引っ越し当日トラブルにならないために、前もって養生してもらえるか、尋ねておきましょう。

また、一括見積もりサイトを利用して、フォームに養生について質問しておくことをおすすめします。


自分で引っ越しする場合に養生は必要?

引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金への影響

自力で引っ越しをするとなると、一番気になるのは安全面です。

業者に依頼する場合はキズや破損に対して補償がありますが、自力では全て自分の責任で引っ越しを行います。

段ボールのみの引っ越しの場合は、業者でも養生しないで運搬します。

しかし、引っ越しのプロでも些細なことで傷やへこみをつけてしまうことがあります。

特に大型の家具や家電がある場合は、養生は必須になります。

万一運搬中、バランスを崩して冷蔵庫やテレビなどに大きな傷をつけてしまっても補償がありません。

また自力とは言え、友人や知り合いに引っ越しを手伝ってもらった場合、友人がつけた傷だとしても自分で修理する必要があります。

手伝ってもらった友人に修理代の請求などはできません。

養生に利用できる資材

養生シート1枚約750円(約900ミリ×1800ミリ)
養生テープ
毛布
段ボール

特に養生シートは通路やエレベーターの壁に使用するため、多くの枚数が必要になります。

またダンボールは近所のスーパーなどで揃えることができるため、たくさんもらっておくことをおすすめします。

養生シートを購入する場合、引っ越しが済んだ後の処分のことも考える必要があります。

壁や床、エレベーター周りの養生をするとなると枚数も多く必要なため、一度に処分することが難しくなります。

また、養生資材のレンタルもできますが、大きな傷や汚れをつけると買い取りの可能性があり、購入するよりも費用が高くなる場合があるためあまりおすすめできません。

自力の引っ越しでは、養生が必要になるほどの大型の荷物を運ぶ場合、何かと費用がかかります。

さらに補償面やトラックのレンタル代金、友人に手伝いをお願いした場合のお礼などを考えると業者に依頼したほうが安くなる可能性があり、時間も短時間で終わります。

自力の引っ越しは建物の条件や引っ越し先までの距離を良く調べて検討しましょう。


まとめ

引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金への影響

引っ越し時に行う養生(ようじょう)の必要性と料金への影響について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 引っ越しをする際は、建物や荷物に傷や汚れを与えないために必ず養生する
  • 引っ越し業者に依頼した場合のほとんどの見積もりが養生を含んでいる
  • 自力で引っ越しの際の養生も必要だが、費用がかかる

引っ越しをする際に自力で引っ越しをするかどうか悩んだ場合、自分にとって何が一番大切かを考えて選択しましょう。

自力の引っ越しは特に時間と労力を必要とするため、仕事やプライベートで忙しいかたにはおすすめできません。

また、作業の他に手続きにも時間が必要です。

引っ越し時のやるべきことの一連を頭に置いてよく考えると自ずと選択することができます。

さらに経験者が近くにいれば尋ねてみることも必要です。

引っ越しの体験を聞いて、より自分の中で具体化して検討しましょう。