引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケース

引っ越しの荷物と一緒に自転車はどのようにして運ぶのか、意外と知らないかたが多くいます。

自転車も様々で、安いものから10万円以上もする高価なものもあり、車も大きくないと普通の自家用車では運ぶことができません。

今回は引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケースを紹介します。


引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケース

引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケース

自転車は運ぶのが大変だから処分する、と言っても最近では電動自転車に乗るかたも多く簡単には処分できません。

引っ越し業者に依頼した場合、自転車の引っ越しは通常の家電や家具と一緒に運んでもらうことができます。

しかし、引っ越しのタイプによっては運ぶことができないものもあります。

ファミリータイプの引っ越しなら運んでもらうことができる

ファミリータイプの引っ越しの場合、トラックが比較的大きいため基本的には通常の荷物と一緒に運んでもらうことができます。

しかし、見積もりの際に必ず自転車が何台あるのかということを伝えておきましょう。

見積もりの時点で自転車があることを伝え忘れてしまった場合、見積もりを出したトラックで積むことができない可能性があります。

用意したトラックに積むことができないと、追加料金を払って運ぶことになります。

また、自転車によっては車輪を外すことができるクロスバイクや子ども用自転車、三人乗りの自転車などそれぞれ大きさや重さも全く違うため、自転車の種類も伝えておくと安心です。

単身パックの引っ越しでは運んでもらうことができない

単身パックの引っ越しの場合、コンテナに対して自転車のサイズが大きいため運ぶことができません。

単身パックの一番長い一辺の長さは約170㎝ですが、一般の自転車の前輪から後輪までの長さが約185㎝程のため積み込むことが不可能です。

しかし、サイズが小さい折りたたみ自転車や子ども用自転車は運ぶことができる可能性があるため、業者に確認をしておきましょう。

自転車は家財の中でも積み上げることができないため扱いにくい家財です。

また、破損や変形を考えると窮屈に詰めることもできません。

見積もりの時点で自転車のスペースがあるかどうか、業者に確認をとりましょう。

また、自転車ためにトラックを一台用意しないとならない場合、料金次第では新居に移って買い替えることをおすすめします。

古い自転車の場合は一旦処分して新しい自転車を購入する方が料金が安くなる可能性があります。


単身者が自転車の引っ越しをする方法

引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケース

単身パックで運ぶことができない場合でも自転車のみで運んでくれる業者があります。

ヤマトホームコンビニエンス らくらく家財宅急便 約9,000円~15,000円
佐川急便 飛脚フリーサイズパッケージ 約6,000円(タイヤが外れるもののみ)
西濃運輸 カンガルー自転車イベント便 約4,000円(タイヤが外れるもののみ)

三つの業者で自転車を運ぶことが可能ですが、条件は様々です。

特にタイヤが外せるものや、子どもの自転車限定などの条件があります。

また、ヤマトホームコンビニエンスは子どもの自転車や折りたたみ自転車だけでなく、一般の自転車を運ぶことができます。

荷物の取り扱いサイズ

幅、奥行き、高さの三辺の合計が450㎝以下
最長辺が250㎝以下
天地が定められたものは高さが200㎝以下

しかし繁忙期は混雑が予想されるため、日時の指定や直前での予約は受け付けていない場合があります。

他の二社に比べて料金が若干高めですが、種類を選ばずに運んでもらうことができ、安心です。


自転車の引っ越しをする際の注意点

引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケース

自転車の引っ越しをする際の注意点は、倒れてしまった場合、部品が破損してしまうことがあるため、破損してしまいそうなものが付属でついている場合は先に外しましょう。

また、両立スタンドは安定していますが、片側スタンドの場合は倒れる可能性があります。

自転車の荷造りをする際は、スタンドを立てて前向きで入れましょう。

一番最後に荷物の上に乗せて運ぶというかたもいますが、自転車の場合はとても危険です。

車が急ブレーキをかけた時、自転車が落下してしまい、破損の恐れがあります。

ロードバイクタイプの自転車の場合はアルミを使用して軽量に作られている自転車もありますが、無理な運搬をすると変形してしまう可能性があるため、おすすめできません。

また、お子さんのチャイルドシートがついた自転車などは、幅を取り高さもあります。

また、自転車の重量も30㎏以上になるため、注意が必要です。

鍵をかけて自分で保管する

自転車を運び出す際には、鍵をきちんとかけて保管しておきましょう。

鍵がついていないと普通に動かすことができませんが、通常の重さの場合は業者のかたに依頼すればいつもどおり運んでもらうことができます。


まとめ

引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケース

引っ越し時に自転車も一緒に運んでくれるケース、運んでくれないケースについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • ファミリータイプの引っ越しで自転車を運ぶことができる
  • 単身パックの引っ越しで一般的な自転車を運ぶことはできない
  • 自転車の部品は通常のお店には置いていないため、部品の破損に気を付ける

自分で自転車を運ぶには、大きな車や自転車の荷造りが必要です。

自転車を運ぶには、ロープを使ってしっかり縛る必要があるため、慣れていない場合はあまりおすすめできません。

自分で引っ越しをすると荷物の保証もなく、責任は全て自分にあります。

何かあった場合は買い替えてもよい、というくらいの気持ちで運ぶことができない場合、できるだけ自分で運ばずに業者に依頼しましょう。