1年の中でも最も気忙しい時期が12月です。
仕事も家庭も年越しに向かう12月ですが、引っ越しの料金も上昇する時期です。
しかし世の中が忙しくても「年内中に引っ越しをして、さっぱりしたい」このように考えるかたも多くいます。
今回は12月の引っ越しの件数や、費用相場、年末年始の費用について紹介します。
12月の引っ越しは多い?他の月との件数の違いと費用相場
12月は本格的に寒さを迎え、一見引っ越しには不向きなシーズンです。
しかし、「新しい年を新しい場所で心機一転して迎えたい」と思うかたも多く、年末に向かって引っ越し件数は増えていきます。
12月の引っ越し件数は、前半と後半でも差があり、前半は比較的落ち着いていて料金も安めの設定です。
しかし25日以降の連休を迎えるころには件数も増え、料金が高くなります。
他の月と比べると、12月は半ばまでは件数は少なめですが、12月の下旬には冬休みや年末年始休暇で家族が休みに入るため、引っ越し件数が上昇します。
遠距離のファミリーの引っ越し相場
1月 139,000円
2月 131,000円
3月 254,000円
4月 180,000円
5月 154,000円
6月 133,000円
7月 138,000円
8月 124,000円
9月 125,000円
10月 140,000円
11月 109,000円
12月 141,000円
近距離のファミリーの引っ越し相場
1月 73,000円
2月 71,000円
3月 114,000円
4月 94,000円
5月 77,000円
6月 73,000円
7月 81,000円
8月 77,000円
9月 77,000円
10月 74,000円
11月 77,000円
12月 77,000円
上記の料金相場を見てみると、近距離の11月と12月には差がありませんが、遠距離には大きな差があります。
学校や会社の長期の休みを利用した引っ越しが増え、料金相場が上がる傾向にあります。
また、遠距離の引っ越しとなると連休の利用が増え、遠距離の引っ越し料金が高くなります。
12月でも引っ越し費用を安くする方法と1月まで待つと費用は安くなる?
12月に引っ越しを考えているかたは、前半または半ばが良いでしょう。
また、土日は料金が上がるため、平日が狙い目です。
後半は料金が上がり、引っ越しにかかる時間が読めません。
日程に余裕を持って作業する必要があります。
また、引っ越しは1月まで待つと料金は下がります。
1月は春の引っ越しのシーズン前でかなりお得に引っ越しすることができます。
年間でも1番安く引っ越しできる時期ではないかと思うほど閑散期でもあります。
1月は年始から引っ越しをするケースが少なく、親戚への挨拶回りなどで前半は特に引っ越しの依頼が減ります。
一番料金の高い3月とは1.5倍以上の差があり、特にその中でもお正月休み直後の平日はかなり安くなります。
ただし、年末年始の引っ越しをする際の移動は、電車やバスなどの公共機関を利用しましょう。
引っ越し業者は依頼主が先に新居に到着していないと作業を進めることができず待たなくてはなりません。
渋滞に巻き込まれて新居に到着が遅れた場合、たとえ鍵を預かっていたとしても作業をすることはできないため、できるだけ車の移動は避けましょう。
まとめ
12月の引っ越しは多い?費用相場と待てば費用は安くなる?について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 12月の引っ越し料金は件数が少ないため、年末までは比較的安い
- 年末の25日以降は連休のため、遠距離の引っ越しが増える
- 1月の引っ越しは年間の中でも料金が安くお得に引越しができる
年末年始の引っ越しは1日違うだけで料金はかなり違いがあります。
どちらにしても忙しい時期には変わりないため、様々な点で注意が必要です。
公共機関の休みや、その他ライフラインの手続きの日程には十分気を付けて行いましょう。