引っ越しの料金はトラックの大きさで決まります。
見積もりの際や自分で引っ越しをする場合には、トラックに積める荷物がどれくらいの量になるのか、目安を知る必要があります。
今回は引っ越しでトラックの大きさごとに積める荷物量の目安を紹介します。
引っ越しでトラックの大きさごとに積める荷物量の目安
トラックに積むことができる荷物の量がわかると、見積もりの時の料金算出に役立ちます。
また、ご自身の荷物量がわかっていると、業者に依頼する際にも適したトラックで算出できるため、どちらもおおよその目安を把握していると安心です。
トラックの大きさと荷物量の目安
軽トラック
小さなダイニングテーブルと椅子2脚
小型テレビ
布団
小型の収納棚
ダンボール10箱
大きな家電や家具類は軽トラックでは運搬できません。
2トントラック(1DK~2K)
小さなダイニングテーブルと椅子2脚
小型テレビ
布団
ベッド
冷蔵庫
小型の収納棚
ダンボール30箱
2トンロングトラック(1DK~2DK)
ダイニングテーブルと椅子2脚
冷蔵庫
洗濯機
テレビ
AV機器
ソファ
食器棚
収納棚
タンス
ベッド
ダンボール40~45箱
3トントラック(2K~2DK)
ダイニングテーブルと椅子2脚
冷蔵庫
洗濯機
テレビ
AV機器
ソファ
食器棚
収納棚
タンス
ベッドと布団2組
ダンボール45~50箱
4トントラック(3LDK)
ダイニングテーブルと椅子4脚
冷蔵庫
洗濯機
テレビ
AV機器
ソファ
食器棚
収納棚3~4個
タンス1~2個
ベッドと布団4組
ダンボール60箱から65箱
現地から引っ越し先までの道の幅が狭く、荷物量が多い場合、2トントラックを2台使って運搬することもあります。
また、トラックの大きさがどうしても決められない場合、積み切りという方法があります。
例えば、2トントラックと2トンロングトラックのどちらを使用して運ぶか判断できない場合、運ぶことができる量を2トントラックで運び、運びきれないものは郵送などで送る方法です。
優先的に家電や家具を運び入れ、ダンボールで運びきれないものを郵送します。
自分で引っ越しする時の荷物の量ごとに借りるトラックの大きさ目安
自力で引っ越しをする際、荷物の量が決まったら借りるトラックの大きさを決めます。
また普通自動車免許で運転できるトラックは普通免許を取得した時期によって異なります。
平成19年6月より前に取得した普通免許の場合
4トントラック(車両総重量8トン未満、最大積載量5トン未満)
平成19年6月~平成29年3月までに取得した普通免許の場合
2トントラック(車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満)
平成29年3月以降に取得する普通免許の場合
1.5トン(最大積載量2トン未満、車両総重量3.5トン未満)
トラックを借りる時は、免許取得時期によって借りられるトラックの大きさが変わるため、注意しましょう。
また、現地や引っ越し先のトラックの通る道を調べておきましょう。
引っ越し業者はプロのため、どのようにしたら狭い道を通過できるのか考えてくれますが、割増料金を請求される場合があります。
割増料金を請求されるケース
道幅が狭く、小さなトラックで数回運びこむことになる場合や、駐車場の確保ができず遠くの駐車場から人が往復して荷物を運ぶ場合は、割増料金を請求される可能性が高いです。
業者に依頼する場合でも、自力で引っ越しをする場合でも、現地や引っ越し先の道路事情をきちんと調べておく必要があります。
当日トラブルにならないためにも、細かく調べておきましょう。
まとめ
引っ越しでトラックの大きさごとに積める荷物量の目安について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- トラックに積める荷物の量がわかると、見積もりが取りやすい
- 自力で引っ越しをする際には、免許証の取得の時期で借りられるトラックが異なるため注意する
- 現地や引っ越し先までの道をよく調べておく
トラックに積める荷物の量がわかると、料金算出がしやすく、料金交渉もできます。
自力の引っ越しの場合には、トラックの予約を早めにしましょう。
特に引っ越しシーズンは予約も混み合うため、注意が必要です。
引っ越し先の道路事情や、荷物の量を早めに把握することで、適切なサイズのトラックで引っ越しをすることができます。