引っ越しは日常生活の中でも大きなイベントです。
引っ越しの作業をどのように捉えるかは人によって様々ですが、作業の負担はできるだけ減らしたいところです。
今回は、引越しする時に大変と感じることと負担を減らす対策を紹介します。
引っ越しする時に大変と感じること
引っ越しの作業や手続きは、大変だと感じても不思議ではありません。
多種多様な手続きや体力を使っての作業を、限られた時間の中で行う必要があります。
また、順序を間違えるとトラブルの元にもなります。
大型ごみを処分する方法や、インターネットの引っ越し手続きなど、意外と知らないことも多くあるため、つい面倒になりがちです。
引越しにまつわる主な作業や手続きの種類
引っ越し業者への見積もり依頼
引っ越し業者への見積もり依頼は、引っ越しが決まり次第すぐにしましょう。
全て自力で引っ越しをする場合を除いて、業者の見積もりが必要です。
少しでも安く引っ越しをしたいというかたは、見積もりを取った後に料金交渉をする必要があります。
荷造り
最も体力を使うのが荷造りです。
荷造りはただダンボールに詰めることができればよいのではなく、新居に着いてダンボールを開けた時にどこの部屋のものなのか、どの場所に置いたら良いのか、すぐにわかりやすく詰めることがとても大切です。
また、荷造りをする前には粗大ゴミの処分を早めに済ませることをおすすめします。
公共機関等の手続き
主に、電気、ガス、水道、電話、インターネット等が新居ですぐに使用できるようにするための手続きを行います。
特にインターネットは工事が必要なため、早目に工事の予約を取る必要があります。
工事ができないとインターネットの使用はできないため注意しましょう。
粗大ごみの処理やリサイクル品の引き取り
粗大ゴミや新しいものを購入するために旧居で使用していたものをリサイクル品として引き取ってもらう場合、手続きは早く済ませましょう。
どちらも予約が必要で、いつでも引き取ってもらえるものではありません。
この手続きが万一遅れてしまうと業者に予約を取ることができず、処分しようと思っていたものも料金を払って新居に持って行くことになります。
引っ越し準備の負担を減らす対策
引っ越しの準備の負担を減らす対策は、「やることリスト」を作ることをおすすめします。
時系列にやることを書き出すと、頭の中が整理されて具体化することができます。
また、やることリストを書き出すと時間の短縮をすることができます。
必要な作業の量を目で見て把握することができるため、急いでできる方法や効率的にやる方法を考えることができます。
2週間前
見積もりを依頼する
いらないものを処分する(大型ごみの予約など)
すぐに使わないものをダンボールに詰める
新居での家具や家電の設置場所を考える
公共機関等へ連絡や手続き(電気、ガス、水道、電話、インターネット、NHKなど)
1週間前
必需品以外の荷造りを始める
挨拶用の手土産の準備
旧居の部屋の掃除
新居の部屋の掃除
1日前
普段使うものも荷造りする
冷蔵庫、洗濯機の運搬準備
貴重品を他のものと分けて荷造りする
最後の荷物を荷造りする
引っ越し当日
電気、ガス、水道を止める
最後の掃除
荷物をトラックに運搬してもらう
旧居の鍵返却と不動産業者に明け渡しのチェックをしてもらう
新居へ移動
新居に荷物を運び入れて設置する
引っ越し料金の精算
新居の電気、ガス、水道の使用開始
近所への挨拶
荷物の荷解き
特に大変な手続きや作業は以下のような方法で対処できます。
Webサイトを活用する
引っ越しの準備の負担を減らすには、インターネットのWebサイトを上手に活用しましょう。
引っ越しの一括見積もりや粗大ごみの手配、リサイクル品の買い取り業者の検索、電気、水道、ガスの引っ越し手続きが簡単にできます。
Webサイトを利用すると各社のサイトを探す手間が省ける上に、一括で数件の申し込みができるため、時間がかなり短縮されます。
片づけ・処分の方法と、ものを捨てる基準を決める
一番大変な荷造りの作業の負担を減らすには、荷物の量をできるだけ減らすことが重要です。
以下のような基準を設定すると処分の判断がつきやすいです。
新居の家のテーマを決めて、テーマにそぐわないものは捨てる
捨てないものだけを先に決める
1年くらい日の目を見ていないものは捨てる
ものをできる限り捨てることは引っ越し料金を安く済ませることにも繋がり、時間の短縮にもなります。
荷詰めの作業はできる限り減らし、新しい家電や家具の買い替えを検討する楽しい時間を作ることも可能です。
荷詰めが大変なかたは、見積もりの段階で業者に依頼することもできます。
その場合にも、一度身の回りの品の整理をおすすめします。
少しでも荷物を処分をすると不要なものをそのまま新居に持ち込むことがありません。
まとめ
引っ越しする時に大変と感じることと負担を減らす対策について見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- 何が大変かを知るために、やることリストを書き出す
- Webサイトを利用して、探す手間と手続きの時間を短縮できる
- 荷詰めの時間を減らすために、できる限りものを処分する
引っ越しは必要な作業が多く、気持ちばかりが焦りやすいです。
しかし、やることを紙に書き出すと頭の中が整理されてやることが時系列で理解できます。
引っ越しは特に時間が大切です。
時間を作るにはどうしたらよいのかを常に考えて行動すると、時間の無駄がなくなり引っ越しも段取りよく終えられます。