引っ越しの際のインターネットに関する手続きは細かいことが多く面倒です。
しかし、毎月の料金は少しでも安く、便利に利用したいと考えます。
今回は、引っ越し時にWi-Fiルーターで必要になる手続きと手続き不要のケースを紹介します。
引っ越し時にWi-Fiルーターで必要になる手続き
自宅でWi-Fiを利用するには、住んでいる建物によってすることが異なります。
手続きは特にすることはなく、Webサイトや家電量販店で光回線の申し込みをし、住居の環境を確認します。
確認後は工事の日程を決めてもらうだけで終了です。
戸建て住宅でWi-Fiルーターを使用する場合
戸建て住宅の場合、光回線の開通工事をします。
回線はモデムに繋ぎ、モデムをLANケーブルでWi-Fiルーターと繋ぎます。
モデムやWi-Fiルーターは回線業者でレンタルできる場合があるため、確認しておきましょう。
また、開通工事にかかる時間は約30分から1時間程です。
休日の工事も可能なため、予約が混み合うことが予想されます。
現在は申し込みから約1か月~1か月半でWi-Fiルーターの利用が可能です。
集合住宅でWi-Fiルーターを使用する場合
集合住宅の場合は、すでに開通工事済みの建物が多く、共用のスペースなどでも光回線が利用できます。
住居の中にも埋め込み式のモデムが設置されていて、コンセント周りにLANポートと言われるLANケーブルの差込口が既にあります。
集合住宅内にインターネット回線があるか
賃貸の場合のアパートやマンションを借りる時、インターネット回線が既にあるかどうか、不動産会社に確認することをおすすめします。
インターネット完備、または導入済み
一部屋ずつ既にインターネット回線が引かれています。
居住者は申し込みをすればすぐに利用できます。
インターネット対応
共用スペースから各部屋までは工事が必要になる可能性があります。
引っ越し時にWi-Fiルーターの手続きが不要となるケース
集合住宅の場合には、建物で回線工事が済んでいる場合が多いため、その回線を利用する場合は手続きの必要はありません。
しかし、回線の状況によっては開通の工事が必要になります。
集合住宅の管理会社にあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
また、引っ越し先で同じ回線業者とプロバイダを利用する場合、光回線の開通工事が済んでいればWi-Fiルーターの準備と設定でWi-Fiを利用することが可能です。
この場合も引っ越し先に同じ回線とプロバイダが利用できるか、早めに確認をしておくことをおすすめします。
また、Wi-Fiルーターを回線業者が無料で用意するルーターの場合と、自分で購入する場合がありますが、回線業者がすすめているものを利用した方が後々安心です。
万一不具合が起きた時にサポートを受けることができます。
モバイルWi-Fiルーター
モバイルWi-Fiルーターを利用する場合は、引っ越しの時の手続きが不要で便利です。
Wi-Fiルーターも不要で光回線に比べると料金が安く外出時にも利用できます。
ただし、通信速度が光回線に比べると遅く、通信が不安定になることもあるため、家族全員で利用する場合にはおすすめできません。
一人暮らしのかたや、外出の多いかたの場合は手軽に利用でき、おすすめです。
まとめ
引っ越し時にWi-Fiルーターで必要になる手続きと手続き不要のケースについて見てきました。
内容をまとめると以下のようになります。
- Wi-Fiルーターを利用する場合、住んでいる建物によってすることが異なる
- 集合住宅の場合は、既に開通工事が済んでいる場合が多い
- Wi-Fiルーターを準備する時は、回線業者が準備しているものを利用すると良い
インターネットを利用する場合、Wi-Fiルーターを使用すると家中どこでもWebサイト閲覧ができるため、大変便利です。
契約をする時は、各社のキャンペーンを利用すると様々なサービスを受けることができます。
乗り換えをする場合は、現在契約中のプロバイダの解約時期に注意して手続きを行いましょう。