有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきか

引っ越しをする時にはきちんと休んで準備を整えたいと思うかたは少なくありません。

準備にも時間がかかり、新居に着いてからも荷解きがあるためいつまで経っても片付かないというかたも多くいます。

特に会社の辞令で転勤になる場合、作業や引っ越しの下見で仕事を休む必要も出てしまいます。

今回は、有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきかを紹介します。


有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取ると理想?

有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきか

有給をとって引っ越しをする最大のメリットは費用を抑えることができる点です。

週末に引っ越しをするよりも、時期や時間によっては半額程になる場合もあります。

引っ越しはその後家具や家電を買い揃えたり、生活が変わることで費用が必要になるため、できるだけ引っ越しは安く抑えたいところです。

費用以外のメリットは、週末に比べて近所のかたに迷惑がかからなく引っ越しができる点です。

いくら単身でも、荷物の運搬時には物音がするため、気を使います。

しかし、平日の場合は近所のかたたちも通勤通学などで留守の家が多いです。

しかし、いないとわかっていても、挨拶の時に一応、引っ越し時にご迷惑をおかけすることを一言断る必要があるでしょう。

また、週末に比べて敷地内の車の移動が少なく、駐車がしやすいことも挙げられます。

単身者の引っ越しの場合は、役場の手続きも一緒に行うと良いです。

引っ越しを済ませ、その日のうちに役場の手続きを済ませることができれば、他に休みをとる必要がありません。

社会人の場合は、週末に引っ越しを終えることができたとしても、役場の手続きはまた改めて平日に通う必要があります。

有給日数は人によって様々ですが、日数は最低限休むことができるものにします。

片付けが終わるまで仕事を休みたい、と思いがちですが、少しずつ片づけをしていくことをおすすめします。


引っ越しで有給を取るのは非常識?取りづらい場合の言い訳

有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきか

引っ越しの有給日数は、できるだけ少なくとりましょう。

また、週末の前後で連休になるように調整をしましょう。

片付けがたくさんあって早く片付けてしまいたいのは山々です。

しかし、片付けのためにお休みをもらうのはあまりおすすめできません。

休みをとる場合でも、会社の休みと連休になるようにとったり、最低限の日数でとることがおすすめです。

最低限の日数であれば、一日だけお休みをもらい、土曜日、日曜日と合わせて3日間で済ませることができます。

役場関係の手続きは土日にはできないため、また休暇をもらう必要があります。

有給をとることは決して悪いことではありませんが、社会人としてのルールを守りましょう。

有給をとる時にはなるべく早めに申告しておくと良いでしょう。

一人が休むということは、休んだかたの穴を埋める必要があるため、周りのかたは残業する必要も出てきます。

突然穴を埋めるために残業することのないよう、休みが決まり次第、一緒に仕事をするかたたちにも伝えておくことが必要です。

休みの言い訳はいくつでもあります。

よく体調不良などの理由でお休みをする場合がありますが、体調不良は突然のことが多いため、あまり良い言い訳にはなりません。

理由がいくら体調不良だとしても、相手にとって見た場合、予定外のことをする必要があるため、相手は忙しくなります。

休みをとる場合は、休みの理由も大切なことですが、前もって自分の仕事をできるだけ終わらせておくことや、自分の仕事以外に他のかたの仕事もできるような準備が必要です。

できるだけ突然休むことにならないよう、あらかじめ休むことをきちんと伝え、十分周りのかたたちへ配慮して休みをとりましょう。


転勤など会社都合の引っ越しは出勤扱いか有給か

有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきか

転勤などの場合、引っ越しは会社の都合と一言で決めてしまいがちですが、実際はそれぞれの会社で扱いが違います。

法律などの定めがないため、出勤扱いにしてもらうことができるかどうかは会社がそれぞれ判断します。

出勤として認められない場合、残っている有給休暇を作業日に充て、仕事が休みの公休日に引っ越し作業を行う方法があります。

また、赴任休暇と言って、普段の休みはそのまま利用でき、新しく休みの日数が増えるものを利用する会社も増えています。

赴任休暇は出勤にはならない代わりに、手当として支度料と言われるお金が支払われます。

単身での引っ越しの場合は、妻や子どもがいる家庭で平均3日程度です。赴任手当を利用している企業は9割にもなります。

また、引っ越しには作業だけでなく引っ越し先を決めるまでの日数もかかります。

しかし、引っ越し先を決めるまでの休暇を認めている企業は約3割程度です。

転勤で遠方に引っ越しすることになった場合、下見には十分時間がかかるため、下見の休暇について勤め先に確認しておくことも必要です。

その他にも転勤をする場合は様々な補助制度があるため、様々なケースを想定して補助があるかの確認をおすすめします。


まとめ

有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきか

有給をとって引っ越しをするメリットと何日休みを取るべきかについて見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • 有給をとって引っ越しする場合、平日の引っ越しになるため料金を抑えることができる
  • 引っ越しに休みをとることは非常識ではないが、周囲の人に迷惑がかからないように早めに告知する
  • 引っ越しの際の有給はとりづらいが、代わりに赴任休暇が多くとられている

引っ越しの際に休みをとってしっかり片付けたいと思うのは普通のことです。

しかし、社会のルールを守って休みをとる必要があります。

忙しいからと言って数日の休みを要求したり、突然周りの予定を考えずに休んだりするのは社会的信用にも関わることです。

休みをとる場合は周りのかたへ配慮することを忘れずに行いましょう。