年賀状で引っ越しの挨拶をする方法と転居報告の文例、注意点

昔に比べて手紙やはがきを出す習慣が減ったため、年賀状でまとめて報告することもよく見られます。

特に年のはじめに送る年賀状は、様々な相手に送るためマナーが気になります。

今回は年賀状で引っ越しの挨拶をする方法と転居報告の文例、注意点を紹介します。


年賀状で引っ越しの挨拶をする方法と転居報告の文例、注意点

年賀状で引っ越しの挨拶をする方法と転居報告の文例、注意点

引っ越しをした時期が年末に近い場合は、年賀状で引っ越しの挨拶ができます。

目安は11月から12月の間です。

それ以外の時期にした引っ越しを年賀状で報告するのは、簡略化し過ぎていて「そんな前のこと?」と相手に不快な思いをさせてしまいます。
 
3月から10月までに引っ越しした場合は、できるだけ早めに引っ越しの挨拶のはがきを送るか電話での報告をしましょう。

最近は年賀状も減り、メールやLINEで報告や挨拶をするケースも増えています。

親しい友人には問題ありませんが、会社の上司やお世話になっているかたへの報告や挨拶には、はがきを送った方が好まれます。
 
ご自身ででデザインしたり購入したはがきでも、一言手書きで添えるとより喜ばれます。

年賀状での転居報告に書く項目

賀詞
新年の挨拶と引っ越しの報告
引っ越しの時期
引っ越しの理由(転勤や結婚など)

年賀状での引っ越しの挨拶文例 (会社の上司・目上のかたへ送る場合)

新春のお慶びを申し上げます
旧年中はいろいろお世話になりました
本年もどうぞよろしくお願いいたします

2018年元旦

なお、昨年〇月に転勤のため下記に転居いたしましたので
お知らせいたします
緑と自然が多く家族も喜んでくれています
お近くへお越しの際はぜひお立ち寄りください

新住所

〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇1-2-3

電話番号

〇〇〇〇-〇〇-〇〇〇〇

名前

〇〇 〇〇
    〇〇〇
    〇〇 (小4)
    〇〇 (小2)

年賀状での引っ越しの挨拶文例 (友人や知人へ送る場合)

明けましておめでとうございます
旧昨年はお世話になりました

このたび下記住所に転居いたしました
ぜひ遊びにいらしてください
今年もよろしくお願いいたします

新住所

〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇1-2-3

電話番号

〇〇〇〇-〇〇-〇〇〇〇

名前

〇〇 〇〇
   〇〇〇
   〇〇 (小4)   
   〇〇 (小2)

年賀状での引っ越しの挨拶文例 (これから引っ越しをする場合)

明けましておめでとうございます
旧昨年はお世話になりました

2月には新居が完成し転居する予定です
今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いします
出張の際はぜひお立ち寄りください

新住所

〒〇〇〇-〇〇〇〇
〇〇県〇〇市〇〇区〇〇1-2-3

電話番号

〇〇〇〇-〇〇-〇〇〇〇

名前

〇〇 〇〇
    〇〇〇
    〇〇 (小4)   
    〇〇 (小2)


年賀状での引っ越しの挨拶文で注意すること

転居の挨拶を中心にしないこと

年賀状で引っ越しの挨拶をする場合、転居の挨拶中心で書いてしまわないようにすることです。年賀状があくまでも中心のため、賀詞を目立つように書く工夫をしましょう。

転居先の住所はわかりやすく書くこと

年賀状の挨拶が中心ですが、新住所を知らせるためのはがきのため住所はわかりやすく少し大きな文字や色を使って書きましょう。


まとめ

年賀状で引っ越しの挨拶をする方法と転居報告の文例、注意点

年賀状で引っ越しの挨拶をする方法と転居報告の文例、注意点について見てきました。

内容をまとめると以下のようになります。

  • お世話になったかたや目上のかたにはメールではなくはがきで引っ越しの挨拶をすると喜ばれる
  • 年賀状で引っ越しの挨拶をする場合、年末の引っ越しに限る
  • 書き方はあくまでもお正月の挨拶を中心に書き、新住所はわかりやすく書く

年末年始の引っ越しは大変忙しい月日の連続です。

つい引っ越しの挨拶を忘れがちですが、目上のかたやお世話になったかたへの挨拶は忘れずにしましょう。

また、新しい住所にはがきがきちんと届くように、郵便局へ転送届を出す点を忘れないよう注意が必要です。